昨日6/25の深夜(日本時間で今日の早朝)、チャイコフスキー国際コンクール "Round 2" の結果、つまり6人のファイナリストの名前が発表された(下記)。
- Redkin, Sergei(セルゲイ・レドキン)
- Li, George(ジョージ・リー)
- Debargue, Lucas(ルカ・ドゥバルグ)
- Geniušas, Lukas(ルーカス・ゲニューシャス)
- Kharitonov, Daniel(ダニール・ハリトーノフ)
- Masleev, Dmitry(ドミトリ・マスリエフ)
※カタカナ表記はネットで見つかった読み方
まあ、大きな違和感はないが、個人的な感想としては、Daniel Kharitonov くんはどうかなと思う。16歳にしてはすごいと思うのだが、大きな音がよく出て、砂糖菓子のような甘さもあって…、でも音楽的にはこれからの人、という印象だった。
でも「ダイナミックさ+甘さ」はチャイコフスキーのコンチェルト向きかもしれないなぁ…。
George Li はモーツァルトでかなり点数を稼いだと思われる。手が小さいのでちょっと不利かもしれない。Ilya Rashkovsky は調子を上げていたので通るかと思っていたのだが…。まぁ、モーツァルトは普通より少し上くらいの演奏だったかな…。
Lukas Geniušas は危ないかと思っていたのだが、なんとか?入ったようだ。演奏を思い出してみると「いぶし銀」的な良さはあるかもしれない。いまだに本命の一人だとは思えないのだが…。
いずれにしても、6人のファイナリストが決まり、いよいよ最終ラウンド("Round 3")が始まる。
今日明日2日間はオケとのリハーサルなので、6月28日から3日間、毎日2人ずつの審査が行われる。現地で 18:00からだが、日本時間 24:00 なので、ライブで観るのはちょっとつらい。
演奏曲目は2つのピアノ協奏曲、うち1曲はチャイコフスキー(第1番 or 第2番)である。6人の曲目は次のようになっている。(番号だけのものはチャイコフスキー)
6/28 18:00- Redkin, Sergei:第1番、プロコフィエフ 第2番
6/28 19:45- Li, George:第1番、プロコフィエフ 第3番
6/29 18:00- Debargue, Lucas:第1番、リスト 第2番
6/29 19:40- Geniušas, Lukas:第2番、ラフマニノフ 第3番
6/30 18:00- Kharitonov, Daniel:第1番、リスト 第1番
6/30 19:45- Masleev, Dmitry:第1番、プロコフィエフ 第3番
今回、ピアノ・コンクールの様子を初めて見たのだが、予想をはるかに超えて楽しめている。ひいきのピアニスト(Debargue, Lucas)もできたので、最終ラウンドも楽しみである。
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