一年の振り返りをしながら、練習のほうも佳境?に入っている。
いま練習中の、ベートーヴェンの「悲愴」ソナタの第3楽章、これを何とか今年中に仕上げたいと思って頑張っている。「仕上げ」といっても、人前で弾けるレベルとかではなく、とにかく自分でそこそこ満足できるレベルなのである、が…。
少し前の「悲惨」な状況からは少し進歩したような気はしている。が、後半、とくに最後の盛り上がるところがなかなかうまくいかない。暗譜もしたし、指使いも確定したし、あとは間違えずに弾けるようになるだけなのだが、それがうまくいかない。
ちなみに、このあたりは来年の研究課題?にしようかと考えている。つまり、人間はなぜ間違うのか(ミスタッチするのか)という問題である。その原因と解決方法がみつかればどんなに楽になるだろう、などと妄想中である。なにせ「繰り返し練習」というのが一番の苦手なので…。
もう一つは「和音」の問題。4つの音を片手で、しかも手を目一杯広げて、しかも連続で弾かなくてはならない。両手同時という箇所もある。これを「脱力」した「いい弾き方」で弾くなんて、至難の業である。
この「ミスタッチ」問題と「和音」問題をクリアすれば、あとは、もう少しフレージングをうまくやって、強弱と緩急の味付けをできるようになれば「しめたもの」なのだが…。
あと2週間、10回ほどの練習で、まあ頑張るしかないか。
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