ラモーの「やさしい訴え」"Les Tendres Plaintes" を練習し始めて 2週間ほどだが、思っていた以上に順調に進んで、かなり弾けるようになったので、めでたく「修了」とする ♪
まぁ、私の「弾ける」は、今の自分の実力ではこのあたりが限界だろう…という自己判断でしかないが…(^^;)。人前で弾くには、あと 1週間くらいみっちり練習が必要だろう…。
短い曲なので、ノーミスで弾けるようにしたいのだが、そうするためには忍耐強い練習が必要になるだろう。そこが苦手である…(^^;)。
ちなみに、現状は 1〜2ヶ所はミスタッチがある。でも、止まる回数はかなり減った。
わりと短い期間で終われたのは、やはりこの曲は「28段階難易度」で「13」なので、それほど難しくないのだろう。弾くだけであれば…。
もう一つは、心配していた装飾音符がわりとうまく入れられるようになった(…と自分では思っている…(^^;)…)ことがあるだろう。
ソコロフやオラフソンなどのお手本演奏を楽譜を見ながら聴いて、自分なりに気に入った入れ方を見つけたり、耳で覚えたりした成果だと思う ♪
あと、いつもと違って、暗譜も割とすんなりできた…(^^)。
それから、美しい音を出す工夫はそれなりにやったつもり。結果はよく分からないが…。
"A+B+A+C+A" というロンド形式なので、1回目・2回目・3回目の "A" の弾き方を変えるということも意識的にやってみた。装飾音符の入れ方も若干変えて…。
1回目は装飾音符少なめで、メゾフォルテくらいの感じでわりと淡々と…。2回目は装飾音符も多めで、少し起伏をつけて、左手を少し大きめの音で弾くようにした。
そして、最後はゴルトベルクのアリアではないが…(^^;)…、少し「回想」気味に?…やや小さい音で、装飾音符は少なめで…といった感じ ♪
あと、"C" 部分の長調になるところは、ややソフトにロマン派的?に歌ってみた。自分の気持ちの中では…。それが、音色や響きにどれだけ出ているかは分からないが…。
まぁ、弾いている自分の気持ちとしては、それなりに満足しながら楽しく弾けた…(^^)♪
この曲では二つの目標(↓)を設定したが、それなりにできたのではないかと思っている。
- 装飾音符に対する苦手意識をなくす
- 美しい音の出し方を追求する
とくに、装飾音符に対する苦手意識がほんの少しではあるが減ったのは嬉しい結果だ ♪
調子に乗って…という訳ではないが、次の曲は、実はクープランを考えている。これも、たまたまの出会いがきっかけなのだが、「装飾音符」つながりということでもでも悪くない選択かな?…と思っている。
ちなみに、きっかけは奥井紫麻ちゃんの先生 Tatiana Zelikman さんの演奏がとても美しかったこと。その辺りの話はこの記事(↓)に少し書いた。
…とはいえ、クープランの曲もほとんど知らないので、はたして弾けそうな曲があるかどうかはまったく分からない。少し聴いた範囲では、けっこう難しそうだが…(^^;)
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