一昨日、TV番組表で「アイスレジェンド」というアイスショーを見つけた。真央ちゃんと大輔くんが出演するというので観ていたら、どこかで見たようなピアニストが生出演している。それがなんとカティア・ブニアティシヴィリ!
ブニアティシヴィリといえば、そのファッションでユジャ・ワンと人気を二分する?ピアニスト。…というか、私自身は彼女の演奏は好みではないが、ひとかどのピアニストである。今年の2月に来日もしている。
「アイスレジェンド」はスイス、ジュネーヴで4月22日に行われたアイスショーで、ステファン・ランビエールがプロデュースしたものらしい。ちなみに、チケット代は4,440円〜34,000円くらい。
「レジェンド」なので、懐かしいスケーターが登場する。ステファン・ランビエール、カロリーナ・コストナー、サラ・マイヤー、ブライアン・ジュベールなど。そこに、真央ちゃんと大輔くんも参加。
コストナーの滑りは相変わらず美しい。サラ・マイヤーも少しおばさんに近づいた(失礼…)ようだが、昔の可愛らしい面影も残っている。
で、ブニアティシヴィリである。第1部最後の「特別プログラム」で登場。スケートリンクのそばの寒い場所なのに、いつものようなドレス姿で…。寒くないのだろうか? 指も冷たくなりそう…。
曲目は、ショパンのバラード第1番、ドビュッシーの「月の光」、そしてなんとラヴェルの「ラ・ヴァルス」という3曲。バラードは「羽生くん(の短縮)版」ではなく完全版。
この3曲を連続で演奏する中で、スケーターたちがひとつの物語を演じるという趣向だ。ピアノはまずまずだったが、なかなか面白かった。「月の光」に乗せて舞うコストナーの滑りが実によかった。真央ちゃんもそれなりに…。
羽生くんの演技を見るたびに、切り貼り短縮版バラードにお怒りだったうちのカミさんも「やっぱりバラードはこうじゃなくっちゃ ♪」とご満悦の様子。
それにしても、このアイスショー、とくに「特別プログラム」はなかなかよく出来ていると思った。ほとんどのアイスショーはスケーターが個別にエキジビションのプログラムを滑って、あとはとってつけたような全員滑走みたいなものが多いのだが…。プロデューサーのランビエールがかなり頑張ったんだろう。
BS1での再放送があるようなので、興味のある方はどうぞ。
→ウインタースポーツ放送予定
4月29日(金) 午後4:00-午後5:50「アイス レジェンド2016」
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