今月は、ソルフェージュ代わりの「作曲遊び」ということで、いつもとはちょっと違うことをやっている。一つの曲に集中していないのと、慣れないことをやっているせいか、今ひとつ手応え?がない。
やっていることは、次のメニューを適当に組み合わせて…。
①作曲のお手本として、アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」を弾きながら研究?
②和声の勉強の代わりに「讃美歌集」を弾くこと
③作曲のための断片メモ作り
④レパートリー化を目指した通し弾き
⑤次の選曲のための試し弾き
②は、『新実徳英の作曲入門』という本の薦めに従って、和声学の勉強代わりに実行しているものだ。
使っているのは、"Hymns in English and German" という薄い本。100曲の讃美歌(4声のコーラス)が載っているので、一日に5曲を弾いている。
これも、最初は面白かったが、基本的な和音が多いので、ちょっと飽きてきた。いちおう、メロディーを頭の中で歌いながら、初見の練習のつもりで続けている。
③は、最終的には、小品でも「1曲」と言えるものを作るための準備として、思いついたメロディーや音型をメモしているのだが、早くも行き詰まりを感じている。4小節くらいはできるのだが、それをどう展開していいのか…。まぁ、想定内ではあるが、作曲はやはり難しい。
ちょっと前には、思いついたメロディーを2つ組み合わせて、ソナタ形式の枠に入れてソナチネくらいにならないか…などと妄想してみたが、展開部をどうしていいのか分からないし、転調するのも難しいし…。ということであっけなく断念…(^^;)。
④は、J.S.バッハの平均律 Book2 第12番ヘ短調のプレリュードを、いつでも弾ける曲にする、という「レパートリー化」の試みである。毎日1〜2回通して弾いて、1年後には「レパートリー」と言える曲になっているといいなぁ、という実験みたいなものだ。
これも、少し飽きてきて、そうするともともと十分に弾けてないために「メッキが剥がれてくる」みたいな状況になって、そうするとますます弾くのが億劫になって…。
ということで、まだ飽きる段階になっていない Book2 第7番変ホ長調のフーガも弾いたりしているのだが…。
⑤の、次の練習曲探しはいまだ候補曲が定まらず、考え中である。ラフマニノフの前奏曲を見てみたが難しすぎるし、ドビュッシーの、例えばアラベスク第2番などもまだまだ手に負えそうもない。
ということで、選曲は選曲で落ち着いて考えてから、取り組もうと思っている。
…で、なんとなくの今後の予定(案)。とにかく、1曲を形にして「作曲遊び」は一旦終わりとする。讃美歌集は最後まで弾いてみる。平均律の2曲は細く長く続けてみる。
ということをやりながら、次の選曲に軸足を移していく。で、次の曲が決まれば、4月中にでもその曲の練習を開始する。…という感じかな、と考えているところだ。
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