来年の曲探し、やや停滞していたが、昨日の記事へのコメントでありがたい情報を戴いた。オスカル・メリカントという作曲家の「ロマンス」という曲である。
自分の勉強と選曲のために、少し調べてみた。曲の数は少ないが、なかなかきれいな曲を書く人のようである。
短いので、Wikipedia から全文引用する。
オスカル・メリカント(Oskar Merikanto, 1868年8月5日 - 1924年2月17日)はフィンランドの作曲家・音楽教師。両親ともにスウェーデン人であったが、父フランクの代からフィンランドらしい姓に改めた。音楽家として多芸多才で有名であり、フィンランド中でピアニストやオルガニスト、指揮者として、自作を演奏した。
最も有名な作品は、《夏の夜のワルツKesäillan valssi 》、《北国の乙女Pohjan neiti 》、《ハンガリーの唄Nälkämaan laulu 》など。息子アーッレも作曲家。
YouTube を見ると、発表会らしい子どもの演奏もあるので、それなりに有名な人のようだ。4曲ほど聴いてみた。その中で気に入ったのは最初の2曲。( [ピアノ練習曲候補リスト] にも入れた)
♪ ロマンス Op.12
♪ 牧歌(Idyll)Op.73-1
♪ 夏の夜のワルツ(Kesailta)Op.1
♪ ゆるやかなワルツ(Valse Lente)Op.33
ピアノ曲ではないが、オルガン伴奏でバリトン歌手が歌っている次の曲(たぶん宗教曲?)もとても良い。
♪ Oi, muistatko vielä sen virren
ちなみに、楽譜は全音から「メリカント ピアノアルバム」と「メリカント 子どもの世界から」の2つの曲集が出ている。
「メリカント ピアノアルバム」には、次の12曲が入っている。
1.牧歌 Op.73‐1
2.アルバムリーヴス Op.3
3.スケルツォ Op.6‐4
4.歌 Op.92‐1
5.ワルツレント
6.梢の高みにて Op.26
7.ロマンス Op.12
8.無言歌 Op.37‐2
9.夏の夜の牧歌 Op.16‐2
10.ショパン風のワルツ Op.6‐5
11.即興曲 Op.76‐3
12.夏の夜のワルツ Op.1
0 件のコメント:
コメントを投稿