2014年11月3日月曜日

近況:「悲愴」ソナタ、課題山積であと2週間…

あっという間に11月。「悲愴」ソナタを「何とか弾けるようにする」という目標期限の11月15日まであと2週間。大丈夫だろうか? (注:なにげなくさらっと、目標を「ちゃんと弾ける」から「何とか弾ける」に変えてしまってますが…苦々笑)

「悲愴」目標シート

◆ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」第1楽章
◆期間:10月1日〜11月15日
◆目標:ちゃんと弾けること!?


それにしても1カ月間、何やってたんだろう? 現在の状態を冷静に見てみると、序奏〜提示部までは何とか暗譜したものの、再現部からあとはほとんど「譜読み」状態。想定していた「難所」もいまだに1カ所もクリアできず。あと2週間はかなりきつい。

それに前回の近況報告《近況:「悲愴」ソナタ、ポイントはスピードアップ?》で書いた「スピードアップ」という大きな課題も残っている。


昨夜、久しぶりに「お手本」(バレンボイムの演奏)を、楽譜を見ながら聴いた。愕然とした。記憶にあるテンポよりぜんぜん速い! もともと「お手本」の半分くらいのテンポでいいと思っていたのだが、それでもきついくらいに速い。バレンボイムの演奏は何度も聴いていたのに不思議な感じである。

たぶん、自分で練習を始めてから、自分の弾くテンポにだんだん耳が慣れていって、イメージしていた音楽もだんだん間延び?していったと思われる。ここは、もう一度曲のイメージを自分の頭の中に作り直して、気を引き締めて(気を取り直して?)練習しなくては。


とりあえずこの1週間は、提示部のスピードアップと後半の譜読み&暗譜を重点的にやってみようと思う。もちろん「難所」の部分練習も続けなくては…。ふぅ〜、考えただけでも大変そうだ。

それに、ティル・フェルナーの演奏を聴いて思ったのだが、やはり和音の重厚な響きはいい。何とか、この「悲愴」でも和音をもっと響かせられないものだろうか、と思ってしまった。弾くだけでも四苦八苦しているのに、とは思いつつも憧れてしまう。

練習期間を延長するかどうかは、1週間がんばってみてから考えることにしよう。



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