ちょっと事情があって、1週間ほどピアノの練習が出来てない。これまでの練習の積み重ねが無駄になりそうで心配していたら、カミさんから「落ちるほどのウデじゃないでしょ」と一蹴された。
反論できないのが辛いところだが、まぁ、そうかもしれない。そう思ったら、安心してサボれる?ような気もしてきた。
とはいえ、1日弾かないと自分に分かり、2日弾かないと周りの人に分かり、3日弾かないと聴衆に分かる、といったことを聞いたことがある。1日サボると3日分後退する、というコワイ言葉もどこかで読んだ記憶がある。
《ピアノの「上達」3種類?》で書いた3種類の上達基準?(下記)でいうと、少なくとも①は相当に後退するような気がする。
① その曲を弾けるようにする
② 基本的な奏法を身につける
③ ノーミスで止まらずに弾く
「落ちるほどのウデじゃないでしょ」の場合のウデは、たぶん②を指しているのだと思う。③はとりあえず棚上げにしているので、あまり気にならない。
①の「その曲を弾けるようにする」の中でも、一番気になるのは「暗譜」である。
少し前まで練習していたバッハのフランス組曲第4番の《アルマンド》は、暗譜まであと一息の段階だったので、今はほとんど「元の木阿弥」状態ではないかと思う。まぁ、仕方ない…。
久しぶりに弾くときの新鮮な感覚を楽しみにしながら、いま少しの辛抱だ…。
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