1週間近く、次の曲を探しながら、タッチを改善する練習方法を考えながら過ごした。タッチの練習にもなり、かつ弾きたい曲という、両方の条件を満たすものはなかなか見つからない。
で、結局は1.5曲?を練習することにした。練習メニューを書くと、こんな感じになる。
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まともに取り組む曲
●バッハ: フランス組曲第4番から《アルマンド》
スタカート的なタッチの練習に使う曲
●シベリウス:「13の小品」から《エチュード》
3月にフランス組曲第2番をやったときに、3曲選んで、途中で挫折した経験を活かし?、今回は《アルマンド》1曲とした。
前回、フランス組曲を調べたときの記事で、この曲の難易度を確認すると、28段階の15。ちょうど、私の実力レベルである。
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お手本の音源は、András Schiff (2'10")とMurray Perahia (2'50")の演奏。テンポとしては、少し遅めのPeter Watchorn (3'28")のチェンバロの演奏を参考にしたい。
シベリウスの《エチュード》は、今年1月にやった曲である。「スピード」と「歯切れのよさ」を目標にした選曲であったが、まぁ、はっきり言って「道なかば」という仕上がりであった。
もともと「スピード」に関しては、この曲の演奏時間を指標にしようかと思っていた。なので、スタカートの練習とともに、スピード・アップにも再挑戦してみようかと思っている。前回の到達点「MM=50」より上を目指したい。
それと、もしも余裕があれば(たぶんないと思うが…)、フランス組曲第4番の《メヌエット》もやろうか?と内心は考えている。短い曲だし、トリルと軽やかなタッチも要求される曲なので、練習課題としてはちょうど良さそうなのだ。
まぁ、余裕があれば…である。
昨日は《アルマンド》の譜読み、とくに指使いを決めながら難しい箇所などを探してみた。
とりあえずの感想は、第一印象より難しそうだ、ということ。基本3声、一部4声だが、4声になる箇所を中心にややトリッキーな指使いが出てくる。左手4の指が5の指を飛び越えるなど、である。
まぁ、もう少し練習してみないと分からないが、4声の部分あたりは「難所」となるかもしれない。
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