2026年2月6日金曜日

▼次のピアノ練習曲:G.ファーナビー「古いスパニョレッタ」

2月に入ってずっと次の練習曲を探していたのだが、昨日この曲(↓)に決めた。ジャイルズ・ファーナビー(Giles Farnaby、英、1560-1640)の「古いスパニョレッタ」という小曲。スパニョレッタというのは舞曲の名前らしい。




ファーナビーは、ルネサンス時代のイングランドで活動した作曲家で、主にヴァージナルのための作品を作曲している。

彼のヴァージナル曲は、当時流行した世俗歌曲などを元にした小品が多く、52曲が「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」Fitzwilliam Virginal Book(1562〜1612年頃のイングランド鍵盤音楽を集めた筆写譜)に収録されている。



で、実は 5日ほどかけてこの「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」の第2巻を試し弾きして見つけたのが「古いスパニョレッタ」。

似たような曲が多いので、後半はさすがに飽きてきたが、その中でメロディーが魅力的だったのがこの曲 ♪

あとで調べたら、このメロディーはレスピーギが自作の古代舞曲「リュートのための古い歌と舞曲」第3組曲の「シチリアーナ」に引用したことでも有名なのだそうだ。


試し弾きした限りでは、そんなに難しくないし、楽譜で 1ページと短いのもいい ♪

バッハの難しいフーガ(↓)でちょっと疲れていたので、しばらく軽め?の曲でゆったりと楽しんでみるのもいいかな?…と…(^^;)。



今日から取りかかる予定だが、昨日の試し弾きはほとんど譜読みみたいになっているので、一通り指使いを確認するあたりから始めることになるだろう。

お手本にする演奏は、ほとんどがハープシコードやオルガンなどで、現代ピアノで弾いたものは一つしか見つからなかった。割といい感じなので、これをときどき聴いて参考にしようと思っている。


弾いているのは Daniel-Ben Pienaar(ダニエル=ベン・ピエナール)という南アフリカ出身のピアニストで、ロンドンを拠点に活動している人のようだ。王立音楽アカデミー(RAM)の教授でもある。ヴァイオリニストの川畠成道などとの共演でも知られている人らしい。


ちなみに、上の音源はこの CD(↓)に収録されているのだが、16世紀後半から18世紀前半までのすべて違う作曲者による36作品が収められているという力作のようだ。名前を知っている作曲家は数名しかいない…(^^;)。






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