2024年11月28日木曜日

▼シューベルトのソナタ第8番:通し練習を続けているが今一つ進歩が…

ふと気がつくと、前回の近況報告から 2週間近くが過ぎようとしている。練習が進まないと書くこともなく、報告も滞りがちになるようだ…(^^;)。

シューベルトのピアノソナタ第8番 D 571 の練習を始めて早くも 1カ月と 1週間ほどになる。少し前から通し練習に入っているが、なかなかミスも減らず、進歩が感じられない…。




通し練習で全般的に意識しているのは、メロディーを際立たせること。そのために、伴奏部分を小さな音でしっかり弾くこと。長年の課題だが、なかなか出来ない。

旋律と伴奏が右手と左手に分かれている箇所(例えば上の楽譜:冒頭部分)はまだいいのだが、右手で旋律と伴奏を弾くような箇所(例えば下の楽譜)はとても苦労している。

こういうところは、通し練習の途中で「部分練習」を挟んだりすることになる…(^^;)。




この曲は、第1楽章の断片(提示部と展開部の一部)しかない「未完成」のソナタである。練習しているのは「提示部」の 3ページ分。

少し前から「展開部」(↓)の部分練習をしているが、途中までしかないのと、両手の交差があって難しいので、最初の 8小節だけ練習することにした。「交差」の練習のつもりで…。




もうすぐ 12月なので、もう 1曲やるとすればそろそろ始めなくてはならない。いま練習中の曲を年内続けるのはちょっと長すぎる。考えどころだ。

とはいえ、次の曲の候補はとくに何もない。期間を考えると大きな(難しい)曲は無理だ。さて、どうするか…(^^;)?


基礎練習は、練習曲と同じ嬰ヘ短調(イ長調)の「アルペジオ」を継続中。

少しでもテンポを上げたいと思うのだが、なかなか…。ほんの少しは速くなってきたような気はするのだが、安定にはほど遠い。もう少し頑張ってみるか…。


音楽鑑賞の方はシューベルトのピアノソナタ。なのだが、ソナタに関連する曲として「さすらい人幻想曲」を聴いた。名演奏が多く、気に入ったピアニストを挙げていたら 9人にもなってしまった。


その次の第14番は逆に、気に入った演奏を探すのに思ったより時間がかかっている。


浜松国際ピアノコンクールはそれなりに楽しませてもらったのだが、最終的にはちょっと納得できない結果となった。日本人の初優勝はめでたいのだが…。





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