2024年11月18日月曜日

浜松国際ピアノコンクール第3ステージへ12人、お気に入り候補を探してみた ♪

第12回浜松国際ピアノコンクール、第3ステージに進む 12人が発表された。日本人では、小林海都、佐川和冴、鈴木愛美の 3人。第2ステージで 6割以上を占めていたアジア勢は 4割に後退した(韓国・中国は 1人ずつ)。

人数が絞られてきたので、好みのピアニストを探してみた。

🎦HIPICofficial/ ライブ




第3ステージに進む 12人は下記。★印はある記事で有力候補とされている人、✳️印は私の個人的な好み度合い。

  1. ヨナス・ アウミラー Jonas AUMILLER ドイツ 1998 ★✳️✳️
  2. ロバート・ ビリー Robert BILY チェコ 1997
  3. JJ ジュン・リ・ ブイ JJ Jun Li BUI カナダ 2004 ★✳️✳️
  4. ヴァレール・ ビュルノン Valère BURNON ベルギー 1998
  5. 小林 海都 KOBAYASHI Kaito 日本 1995 ★✳️
  6. マクシミリアン・ クロマー Maximilian KROMER オーストリア 1996✳️
  7. 佐川 和冴 SAGAWA Kazusa 日本 1998 ★
  8. コルクマズ・ジャン・ サーラム Korkmaz Can SAĞLAM トルコ 1999
  9. ソン・ ユトン SUN Yutong 中国 1995
  10. 鈴木 愛美 SUZUKI Manami 日本 2002 ★✳️
  11. ユ・ ソンホ YOO Sung Ho 韓国 1996
  12. ライアン・ ジュウ Ryan ZHU カナダ 2003✳️


★を付けた 6人中 5人が残っているので、まぁ順当な結果なのだと思う。

ざっと一通り聴いた印象で個人的な好みマーク(✳️)を付けてみたが、★の 5人中 4人が重なっているので、私の耳もそう捨てたものでもなさそうだ…(^^;)。

✳️マークを付けたピアニストがたまたま 6人になっているので、この 6人がそのまま本選(ファイナル)に残ってくれると嬉しいのだが ♪

ただ、最近のコンクールの結果は私の期待(好み)と異なることが多いので、今回もこのあとどうなるかは分からない…。


この中でとくに期待したいのが、✳️を二つ付けたヨナス・ アウミラー(ドイツ)と JJ ジュン・リ・ ブイ(カナダ)の二人。

二人とも、音が「冴えて」いて、音楽が「生きて」いて、聴いた瞬間に「本格派」の雰囲気を感じられる素晴らしい演奏を聴かせてくれる ♪

JJ ジュン・リ・ ブイは 2021年のショパンコンクールで 6位に入賞しているが、ヨナス・ アウミラーも 2021年ヨハネス・ブラームス国際コンクール優勝、2022年第8回仙台国際音楽コンクール第2位及び聴衆賞受賞という実績を持っている。

2021年リーズ国際ピアノコンクール第2位の小林海都にも期待したい。音が美しく音楽の流れもいいので入賞の可能性はあると思う ♪

あと、ちょっと気になるのがオーストリアのマクシミリアン・ クロマー。やや硬質な感じのするタッチなのだが、何とも言えない魅力的な音楽を醸し出す不思議な雰囲気を持っている。


第3ステージは室内楽もあるので、アンサンブル能力も試されることになる。聴き手としては楽しみが増えるわけだが、コンテスタントの皆さんは大変…なのかも知れない…(^^;)。



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