ピアニストは角野隼斗(かてぃん)君 ♪ 飯森範親さんが指揮するパシフィックフィルハーモニア東京(旧 東京ニューシティ管弦楽団)の定期演奏会。
✏️第152回定期演奏会(パシフィックフィルハーモニア東京)
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I. Allegramente(快活に速く)
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世界的に有名な現代作曲家のピアノ作品が、日本で、日本の若手ピアニストによって初演される!…というのは考えただけでワクワクすることだ ♪
音楽の世界も、文学や美術と同じように、同じ時代に生きる作り手の新しい作品がどんどん演奏されて、普通に話題になるようになるといいのに…と常々思っているので…。
しかも、ピアニストは人気者の角野隼斗くん ♪ このコンサートは、日本のクラシック音楽界に一石を投じることになるのでは?…という予感(期待?)もする…(^^)♪
トーマス・アデスは、彼のピアノ作品 "Traced Overhead" が、2018年のリーズ国際ピアノコンクールの課題曲の一つに選ばれたことで、初めて知った作曲家である。
このとき聴いたいくつかの作品が気に入って、お気に入り作曲家の一人になりつつある。いま進めている《鍵盤音楽史:現代》の 50数人の作曲家のリストにも入れている。
この「ピアノと管弦楽のための協奏曲」は、2018年作曲、2019年初演なので、最初にトーマス・アデスを聴いたときにはまだできてないか、作曲中だったと思われる。
ボストン交響楽団がキリル・ゲルシュタインのためにトーマス・アデスに委嘱した作品で、世界初演は、トーマス・アデス指揮のボストン交響楽団とキリル・ゲルシュタインによって、2019年3月7日にボストンのシンフォニーホールで行われた。
次の 3楽章からなり、全部で 22分ほどの曲。
次の 3楽章からなり、全部で 22分ほどの曲。
I. Allegramente(快活に速く)
II. Andante gravemente(重々しく)
III. Allegro giojoso(楽しげに)
なお、トーマス・アデスの作品リストと「ピアノと管弦楽のための協奏曲」に関する情報は下記で見ることができる(英文)。
✏️Thomas Adès / Works(Faber Music)
✏️Concerto for Piano and Orchestra(Faber Music)
YouTube に初演かも知れない音源(トーマス・アデス指揮ボストン交響楽団、キリル・ゲルシュタイン)があったので聴いてみた。
ちょっとジャズっぽいところもあり、全体的にリズムがとても面白く、かてぃん君に合っていそうな感じだ ♪
下記のインタビュー記事でも、本人がこんなこと(↓)を言っている。
「…この作品には、複雑だけれど強いリズムがあり、グルーヴィーで、僕が弾いたらおもしろいかもしれないと思いました。譜読みを始めたら思った以上に難しくて、すごく大変でしたけれど(笑)」
ついでに、YouTube にあった本人のメッセージ(↓)をご紹介しておく。
ちなみに、パシフィックフィルハーモニア東京の公式サイトには、過去の定期演奏会の映像が上がっている(↓)ので、今日の初演映像もいつか見れるかも知れない。楽しみにしておこう ♪
✏️アーカイブ(パシフィックフィルハーモニア東京)
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