2019年8月15日木曜日

▼イギリス組曲第2番のBourrée:疾走から舞踊へ?

バッハのイギリス組曲第2番(BWV807)のブーレ、練習開始から 4週間で、「暗譜」での通し練習を継続中。…といっても、引っかかる場所の反復練習も並行してやっている。

で、この絵(↓)は前回報告と同じ。…ということは、実は「腱鞘炎になりかけた」状況があまり改善されていないのだ…(^^;)。少し治ったかと思うと再発したり…。




のプラルトリラーは軽めに弾くことで少し良くなっているような気がする。…のだが、上の楽譜のとかの弾き方が分からなくなってきた。

普通に弾くことはできるのだが、うまく脱力して弾く、というか手首に痛みを感じないような弾き方ができない。色々やればやるほど分からなくなっている状況だ…。

とりあえず、ポゴレリッチの「颯爽たるバッハ」は忘れて、「正しい弾き方」を模索中、という情けない状態になっている…(^^;)。


ところで、昨日、私の練習を聴いていたカミさんから「息継ぎしてないんじゃないの、苦しそう…(^^;)」という感想があった。「舞曲なのにそれじゃ踊れない」とも…。

ん〜、反論できない…。確かに、ポゴレリッチの「疾走するバッハ」のイメージが頭の片隅にあって、全体に弾き方が「前のめり」になっているような気はしている。

それと、言われて気がついたのだが、この曲には「お休み」がない。声部のどこかが一時的に休む休符はいくつかあるのだが、全部の声部が休む箇所、つまり音がなくなる場所が一箇所もないのだ。

もちろん「フレーズ」はあって、一旦フレーズを収めて、次のフレーズを開始するという「区切り」は存在するのだが、私の弾き方がそれを感じさせるようになってないのだと思われる。弾いている間、息を止めている訳ではないのだけれど…(^^;)。

これは、ちょっと気をつけてみようと思う。


ブーレは舞曲。じゃあ、どんな踊りなのか?ということで YouTube を見てみた。





確かに、テンポもややゆっくり目で優雅で軽やかな感じ。これなら踊れる…(^^;)。「疾走する…」はとりあえず忘れて、このイメージで弾いてみるか…?


ピアノの弾き方としては、リラックスした「ラクな弾き方」でちゃんと弾けるように、という練習を続けるとして…。テンポも少し落として「踊れる」感じで…。

もうしばらくは、右手にあまり負荷をかけないような練習をしようと思う。



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