とはいえ、すべてがうまくいって「楽勝!」というわけでもない。かなり「引っかかる」箇所が多い。ペダルの使い方も悩み中…(^^;)。
全体的な状況としては、譜読みは指使いで悩むところもほとんどなく、2日ほどで終わって、全体をいくつかのブロックに分け、ブロックごとに部分練習中。
わりと単純な構成の曲で、メロディーも覚えやすいので、5ページほどの曲のうち1ページ半くらいは暗譜してしまった。練習しているうちに知らないうちに暗譜しているという感覚は久しぶりだ…(^^)♪
楽譜通りに音符を押さえていくのは大体できてきたので、そろそろ通しで弾く練習も始めていいかな?と思っているところ。
とはいえ、課題はたくさんある。
まず「引っかかる箇所」の克服。「タ・ターン」のリズムが続くところはいいのだが、その間の「移行部」というのか、上の楽譜で赤枠で囲んだところでいつも引っかかる。
なので、部分練習はほとんど青枠で囲んだその前後ということになっている。
それと、悩んでいるのがペダル。「タ・ターン」の裏拍にアクセントが来るので、そこで踏みたくなる。上の楽譜の2段目(5小節目)に書いたパターン。
でもそうすると、左の伴奏の「ズン・チャッ」の「ズン」の一拍目が切れてしまう(とくに離れているところ)ので、あまりいい感じではない。
で、今は上の楽譜の1段目(1小節目)に書いた拍の頭で踏むパターンでやっている。両方踏むというパターンもありそうだが、ちょっと忙しい…。
ちなみに、使っている楽譜にはペダル記号がない。ペダルを使わないのもあり…か?
あとは、昔からなかなか出来ていない課題。左手を小さな音で確実に、いい感じの和音で弾くこと。この曲では、これは必須項目かも知れない…。
和音については「同時打鍵」の問題もあるのだが、これは以前に比べたらマシになってきたと、自分では思っている。たまに外すけれど…(^^;)。
それから、苦手意識のある「装飾音符」、それと装飾音符つきの「7連符」。下の楽譜が典型的なところ。7連符は2回登場する。とりあえずは「勢い」で弾いている…(^^;)。
…という感じで、まずはこの曲を弾くにあたっての「基本問題」をクリアする必要が(たくさん!)ある。
でも、目標は高く持つべし!ということで、今回の目標はアンドラーシュ・シフのこの演奏(↓)に少しでも近づくこと。大それた目標ではあるが、こんな感じに脱力して気持ちよく弾けたらどんなに嬉しいことだろう…♪
♪ András Schiff - Schubert - Hungarian Melody in B minor, D 817
ということで、まずは「基本問題」を頑張ろう…(^^)!
【関連記事】
《選曲難航中:落ち着くところはモーツァルト?シューベルト?》
《次はシューベルトのハンガリーのメロディー D817 ♪》
0 件のコメント:
コメントを投稿