2019年2月3日日曜日

ポーランドとパデレフスキが盛り上がっている!?国交樹立100周年

何だか最近パデレフスキの名前が目につくなぁ(ピアノ作品集CDが出たり…)と思っていたら、昨年2018年がポーランド独立100周年で、今年2019年が日本との国交樹立100周年ということで、それなりに盛り上がっているようだ ♪

「日本ポーランド国交樹立100周年」の特設サイトもできている。



最初に見つけたのは、昨年11月にリリースされた日本人ピアニストによる『パデレフスキ:ピアノ名曲集』の記事(↓)。藤田真央くん以外はあまり興味がない…(^^;)。

✏️日本パデレフスキ協会公式CD!横山幸雄、黒木雪音、藤田真央~パデレフスキ:ピアノ名曲集




個人的には、NIFC(ショパン・インスティテュート)からリリースされた、パデレフスキのピアノ作品集 "Piano Sonata, Piano Works : Kevin Kenner" の方が興味がある。

1990年ショパンコンクール2位(1位なし)のケヴィン・ケナーが、パデレフスキが所有していたという1925年製スタインウェイ・ピアノを使用して録音したものだ。

NIFCの新シリーズCD「Resonance(レゾナンス)」の第1弾だそうで、曲目は下記。
  1. サラバンド ロ短調 Op.14-2
  2. ポーランド風間奏曲 ハ短調 Op.14-5
  3. 幻想的クラコヴィアク ロ長調 Op.14-6
  4. ブルレスカ ヘ長調 Op.14-4
  5. 砂漠にて - トッカータ 変ホ長調 Op.15
  6. メロディ 変ト長調 Op.16-2
  7. カプリス ト長調 Op.14-3
  8. 夜想曲 変ロ長調 Op.16-4
  9. メヌエット ト長調 Op.14-1
  10. ピアノ・ソナタ 変ホ短調 Op.21

ちなみに今年は、11月10日~24日にポーランドのビドゴシチで、第11回パデレフスキ国際ピアノコンクールも開催される。エントリーの期限は4月20日…。

✏️The 11 International Paderewski Piano Competition


前回(2016年)は日本から7人が参加したが入賞はできなかった。→《パデレフスキ国際ピアノコンクール(付:イサンユン・コンクール)》


もう一つちなみに、ケヴィン・ケナー は7月15日に東京文化会館小ホールで、ショパンのピアノ協奏曲第1番の「室内楽版」(ケナー、ドンベック編)というのをやることになっている。

プログラムにはノヴァコフスキの「ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.17」というのも入っているが知らない作曲家だ。ポーランド人らしい。

✏️ケヴィン・ケナー with ワルシャワ・ソロイスツ


さらにちなみに、ケヴィン・ケナーは「ショパンのピアノ全集」(↓)というのを出していて、これによるとショパンのピアノ曲は 209曲、CD16枚分になるようだ…(^^)♪

ショパン ピアノ全集 (全209曲)




【関連記事】
《パデレフスキ国際ピアノコンクールもあった…(^^;)!日本人9人 ♪》(2019)

《パデレフスキ国際ピアノコンクール(付:イサンユン・コンクール)》(2016)

《来日中のケヴィン・ケナーを聴いてみた…》

《候補曲メモ:プーランク、フォーレ、パデレフスキ》


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