2016年3月7日月曜日

近況:バッハのフーガ(BWV876)、お手本の演奏を探す

バッハのフーガ(平均律第2巻第7番 BWV876)、すでに1カ月と1週間練習しているが、これまでになく進み方が遅い。

なかでも気になっているのが、いまだに暗譜できないでいること。いつもであれば(他の曲であれば?)2〜3週間で覚えてしまうのだが…。やはり、フーガのようなポリフォニーは暗譜が大変なのだろうか?

暗譜できないと、部分練習するにしても、一度に弾く範囲がなかなか広がって(長くなって)いかない。何よりもメガネ(老眼鏡)をかけて弾くのが煩わしい…(^^;)。


前回の近況で書いた「繰り返し練習の2パターン」であるが、実際にやってみると、今の段階ではほとんどが「最適パターンを探る」であることが判明した。つまり「ラクに弾く」ための手や指の使い方、というか「さばき方」のようなものがなかなか見つからないのだ。

「体に覚えさせる」パターンの方は、最初の1〜21小節、つまり声部が1〜2のところくらい。その他は、指使いの難しさに手を焼いている…という感じだろうか。部分練習の単位も1〜4小節くらいにとどまっている。

とりあえずは、暗譜することを優先して、部分練習の単位をせめて8小節くらいに伸ばそうかと考えているところである。


練習がなかなか進まないので(…というわけでもないが)、YouTube で楽譜を見ながら聴くということをやってみた。4つの声部を楽譜で追いながら聴くことで、暗譜の手助けにもなるかと思いながら…。

これまで、一応のお手本としてFriedrich Gulda(グルダ)の演奏を何度か聴いていたのだが、一通り練習した後で、改めて自分のイメージに近い演奏を探そうと思ったのだ。


いくつか聴いてみると、テンポの違い、アーティキュレーション(音を切るとか…)の違い、強弱のつけ方の違いなどさまざまだ。バッハは、ピアニストによって本当にいろんな「解釈」がある。

"Allegro maestoso."とあるのだが、強いフォルテで"maestoso"を表現する人がいるかと思うと、ゆったりしたテンポ感で"maestoso"を表現しようとする人もいる。

さらに、4声部のどの部分を目立たせるかというのも、聴き比べてみると、ピアニストによってかなり違うことが分かる。ちなみに、基本的なことで私自身できてなかったのが、各声部の「入り」を少し強調すること…(当然なのでしょうが…)。


その中で、ちょっと意外な演奏を発見した。これが"maestoso"?と思うくらい優しく、かつ表情豊かな演奏である。しかも、弾いているのがかのバレンボイム!(意外!)

♪J.S.Bach: Well-Tempered Clavier Book 2 BWV 876 62. Fugue No.7 in E flat major
※追記@2023/03/08:リンク切れ

表示される写真から見ると、どうもこのCD(↓ 2005年発売)らしいので、少し前の演奏のようだ。




結論(&好み)から言うと、これをお手本にしようと考えている。



その他に聴いたものをリストアップしておく。ちなみにバレンボイムとアシュケナージの演奏は、全曲が"List"としてまとめてアップしてある。これはなかな重宝しそうだ。

♪バレンボイム平均律全曲 List

♪アシュケナージ平均律第1巻 List
♪アシュケナージ平均律第2巻 List

♪リヒテル(速い)

♪グレン・グールド(いい雰囲気)

♪チェンバロ(Chiara Massini)

♪弦楽四重奏(Emerson String Quartet)



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