すると、日に日にレベルが下がっていくのが自分でも分かる。一度仕上げたピアノ曲の持続期間(ちゃんと弾ける期間)ってどのくらいなんだろう?
プロのピアニストであれば年単位、それもかなり長期間その曲の演奏レベルを保てるのだと思う。その時々で、自信を持って演奏できる曲というのは限られるかも知れないが…。
ピリスさんが、準備していた曲と違うピアノ協奏曲を暗譜で完璧に弾いたという逸話(↓)からも、それは想像できる。
モーツァルトの K.467 のつもりでピアノの前に座っていたら、オーケストラは K.466 を演奏し始めた…らしい…(^^;)。
✏️おそらくほぼ全てのピアニストにとっての悪夢(ねもねも舎)
音大生とかピアノ教室の生徒さんとかはたくさんの曲を次から次へと練習すると思うのだが、仕上げた曲をちゃんと弾けるのはどのくらいの期間なのか?ちょっと興味がある。
暗譜の持続期間と「ちゃんと弾ける期間」とは同じなのだろうか?
ちなみに私の場合、暗譜もレベルも維持できる期間は 2〜3日のようだ…(^^;)。
…なんてことをつらつら考えていたら、ふと今年の目標「レパートリーブック」のことを思い出してしまった。楽譜を見ながらであればいつでも弾ける「持ち曲」みたいなものを数曲作りたい…という目標。
これって、はっきりとは言ってないが、一年間くらいは「いつでも弾ける」ってことを意味しているような?…気もする。
これまでに「レパートリー」とした 5曲を、今弾くことが出来るだろうか? 自信のほどはまったくない…(^^;)。
そのうち確認してみよう…。
おまけ。もう一つの「下手の横好き」でやっている趣味「ストリートけん玉」でも同じようなことが言えるようだと…この記事を書きながら思った。
この「けん玉」には技(わざ)の種類が途方もなく沢山あるので、新しい技が一つ一つ出来るようになることがモチベーションになって、長続きしているのだと思う。
でも、ある技が一度出来たからといって、今(いつ)でも出来るか?というとそんなことは、残念ながら、ない。
例えば、2年ほど前に初めてできた「中皿極意」という技(↓)があるのだが、今やれと言われてもたぶん、いや、間違いなく出来ないと思う…(^^;)。
でも、けん玉の達人たちはいつでもできる沢山の技を持っているので、一度出来た技をいつでも出来る状態に保てるかどうか?…というところに何か習熟度の違いがあるのだろう。
ピアノでも、一度仕上げた曲ならいつでも(楽譜を見ながらでも)弾けるという習熟度のレベル(段階)があるのかも知れない。
まぁ、趣味の独習ピアノでは一生かかってもその「段階」を垣間見ることさえ出来ないだろうが…(^^;)。
【関連記事】
《随想?:一生のうちに弾けるピアノ曲の数は?》
《My Piano Life 2023:目標は Mein Klavierbüchlein を作ること ♪》
0 件のコメント:
コメントを投稿