「真似をする」練習のやり方はこんな感じ(↓)。
まず、バレンボイムの演奏(Spotify 音源)を楽譜を見ながら何度も聴いて、強弱記号とか、強めに弾いている音符やフレーズに印をつけていく。真似したいポイントとか、気に入ったところが中心になる。
その印を元に、部分練習〜通し練習を繰り返す。練習したあと(その日の就寝前)に、音源を聴いて確認する。さらに気づいたことがあれば、楽譜に追記する。
《ピアノの練習:プロの演奏の何を真似するか?》に書いたように、楽譜に書き込んだ項目としては、強弱(とその変化)、アクセント、強調する声部、フレージング(切れ目、山)…くらいしかないのだが、それでも真似するのはかなり大変だ。
冒頭に挙げた楽譜の、赤丸を際立たせる弾き方は現在も模索中。スタッカート気味にアクセントをつけてペダルを踏むような感じで、少しは近づいている気はするが…。
大変ではあるのだが、この練習を始めて数日後から、何となく効果が出てきたような気がしている。隣の部屋で聴いていたうちのカミさんから「音楽的になってきたかも…」という言葉も貰えたので、モチベーションもちょっとアップしてきた…(^^)♪
ちなみに、この練習を始めてからテンポも少し上がってきたようで、昨日測ったら「♩= 40」くらいになっていた。
目標は「バレンボイム(♩= 59)の 1.5〜 2倍遅い感じ(♩= 45〜30)かな?」と思っていて、2週間前が「♩= 35」だったので、15%近く速くなったことになる。
真似しようと思って弾いているうちに、バレンボイムの弾く「勢い」みたいなものも無意識に真似していたのかも知れない。
問題は、途中で止まる回数が増えてしまったこと。
真似しようと思っているので、うまく行かないとどうしても止まって繰り返したくなる。通し練習のつもりで弾き始めているのに、途中から部分練習になっている…(^^;)。
それと、最終的には自分の気持ちに沿った弾き方にしたいと思っているので、手段としての「真似する練習」からは少しずつ離れて、「自分の弾き方」を目指したいと思っている。
…ということで、ちょっと手応えを感じているので、この方法は今後の練習に取り入れて行こうかと考え始めているところ…。
ピアノ独習者のレベルアップの一つの手段にはなると思う。
左手の「421」がぎこちなくて違和感がある…ということを前回書いたのだが、むしろ出だしの「5421」、つまり「小指-薬指」が原因なのかも知れないと思い始めた。
ただ、以前練習した調にも同じ指使いがあって、そのときは何も感じてなかったので、ちょっと心配している。変な弾き方をしているのか…?
10月末に《(本当に)弾きたいピアノ曲を考えるための枠組み?》を作って、その穴埋めをしようと思っていたのだが、まったく放置状態…(^^;)。
その代わり?最近は《何のためにピアノを練習するのか?今更ですが…》をチラッと考えたりもしている。とくに新しいことはないのだが…。
それにしても、急に寒くなって(夏から冬になって?)身体も気持ちも季節について行っていない感じで、ちょっと落ち着かない…。
少なくとも体調を崩さないように気をつけなくては…(^^)。
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿