真央くんとか Emelyanov は良かったね ♪ と、面白そうなコンペチタが何人か消えて残念と、やはりそうなのね…という悲喜こもごも?の思いである。
実は、昨夜 George Harliono 君まで聴いた段階で、2次に進んでほしいコンペチタ 7人の名前(↓)を自分のツイッターに投稿した。Sara Daneshpour さんは聴いてなかったので希望的観測…?(いま聴きながらこの記事を書いているが、ハイドンがいい ♪)
- 藤田真央
- Konstantin Emelyanov
- Yang Yi Ke
- Arsenii Mun
- Anton Yashkin
- Dmitry Shishkin
- Sara Daneshpour
…で、真央くん、Konstantin Emelyanov、Dmitry Shishkin、Sara Daneshpour の 4人は良かったね ♪ なのだが、3〜5番の 3人は残念…であった。とくに Yang Yi Ke は残って欲しかった。
Arsenii Mun と Anton Yashkin は、たしかに荒削りではあるが、可能性を感じさせるピアニストだったので、もう少し聴いてみたかった…。
一応、1次ラウンドの結果を発表記事からコピペしておく。
- Konstantin Yemelyanov (Russia)
- Dmitriy Shishkin (Russia)
- Tianxu An (China)
- Andrei Gugnin (Russia)
- Alexander Gadjiev (Italy)
- Alexey Melnikov (Russia)
- Philipp Kopachevsky (Russia)
- Alexandre Kantorow (France)
- Arsenij Tarasevich-Nikolayev (Russia)
- Mao Fujita (Japan)
- Kenneth Broberg (USA)
- Sara Daneshpour(USA)
- Anna Geniushene (Russia)
- Dohyun Kim (Republic of Korea)
たしか12人の予定だったはずなので、2人追加されている。
優勝候補の一人という噂もあったマロフェーエフくん(Alexander Malofeev)の名前がない。何かやらかしたのか?…あとで聴いてみようと思う。
Alexandre Kantorow が残ったのはちょっと楽しみではある。1次の演奏はちょっと期待はずれではあったが…。あと、Kenneth Broberg が残ったのも嬉しい…(^^)♪
この中で「やはりそうなのね…」と思うのが、Andrei Gugnin、Alexander Gadjiev、Alexey Melnikov、Philipp Kopachevsky、Arsenij Tarasevich-Nikolayev、Anna Geniushene など。
たしかにみんな上手いし、プロとして活躍し認められている人たちなのだが、この先の発展性というか面白みというか、何かを期待させる「ワクワク感」のようなものをあまり感じない…。簡単にいうとリサイタルに行きたいと思わない。
まぁ、一人のピアノファンの個人的感想ではあるが…。
やはり、コンクールというのは「技術コンペ」的な要素が強いのかな…とか、どこのステージに出しても安心して任せられるといった「安定感」といったものが優先されるのかな…とか、ロシアピアニズム(悪く言えば「ガンガン弾き」)がこのコンクールでは有利なのかな…とかいくつかの「やはりそうなのね…」が頭をよぎってしまう。
…といって、このピアニストたちが 1次で落ちるとも思っていない自分もいる…(^^;)。
ふと思い出したのが、中村紘子さんが『チャイコフスキー・コンクール ― ピアニストが聴く現代』で書いていたこと(↓)。
「(コンクールは)何年かに一度の天才発掘ではなく、それなりに上手い『万能型』のピアニストを選ぶ場にならざるを得ない…」
→〈中村紘子さんの「チャイコフスキー・コンクール」面白い!♪〉
そうなのかも知れない…。といっても、コンクールの中ではチャイコフスキーコンクールが一番聴きごたえがあって面白いのも事実…。
…といろいろ思い巡らすヒマもなく?今日の夕方からは 2次ラウンド(セミファイナル)が始まる。曲目の幅が広がるのでもっと面白くなるはず…(^^)♪
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