ベートーヴェンのピアノソナタ第13番、ついに最終楽章を練習することにしたが、何と言っても長い…(^^;)! 楽譜を見ると、11ページ、285小節もある。
練習計画を立てるために、我流ではあるが、分析(アナリーゼ)をしてみた。一番の目的は繰り返し部分を探すこと。
ロンドソナタ形式ということなので、繰り返しの多さに期待していたのだが、結論から言うとあまり多くはなかった。
楽曲分析という視点では「同じテーマの繰り返し」となると思われる部分も、転調されていたり伴奏などが変わっていたりするので、「全く同じ=練習を省ける」という部分は少ないわけだ。
その結果が下記。全体は「A(提示部?)B(展開部?)A'(再現部?)coda」という構成になっている。丸付き数字はブロック番号。「1-8」等の数字は小節番号。
ちょっと時間があったので、各ブロック冒頭の楽譜を入れてみた。こうして全体を見ると、曲を理解したような気持ちになる。弾けるかどうかというのは、もちろん別であるが…。
ちなみに、この図の⑩の Adagio の回想部分に "Tempo I." とある。これは、ベートーヴェンがこのソナタを3楽章構成と考えていた証拠ではないのだろうか?
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