2016年1月25日月曜日

近況:バッハ平均律のプレリュード:反復練習は正しい弾き方で!

前回の「近況」(↓)で、バッハのプレリュード(平均律第2巻のNo.12:BWV881)の「名状しがたい難しさ」を解明し?、とりあえずの練習方法は、地道に「正しい」反復練習を続けるしかないという結論に至った。

《近況:バッハ平均律のプレリュード:名状しがたい難しさ?》


繰り返しになるが、具体的なやり方は次のようなものである。ポイントは「正しい弾き方」あるいは「ラクに弾ける弾き方」をどうやって見つけるか…。

「引っかかる箇所」を中心に、「ラクに弾ける弾き方」を見つけて、それを反復練習すること。「1音1音をしっかりつかむ」ことを意識しながらゆっくり弾くこと。


…で、それから1週間、愚直に?忍耐強く反復練習をした。結果は目を見張るばかり!…とは、残念ながら行かないが、それでも、自分で実感出来る程度には(少しだけ)ラクに弾けるようになってきたようだ。

結局、ピアノの上達というのはこうした「地道にコツコツ」の積み重ねしかないのかも知れない。とはいえ、寄り道せずにまっすぐに上達へ向かうやり方というのは、きっとあるのだと思う。


間違った弾き方を反復練習することは、間違いを身につけることになってしまう。そういう意味では、私の場合、すぐにでも改善すべきは「弾き直し」のクセである。これがどうしてもなくならない…。

「弾き直し」のクセがついてしまった理由は何となく分かっている。


一つには、反復練習する範囲が短すぎること。指に覚えさせることを意識して一生懸命弾いていると、いつの間にか苦手な箇所(の数個の音符)を何度か繰り返しているのだ。

部分練習するときは、「フレーズ単位に、かつ前後のフレーズの終わりや初めまで含めて弾くこと」というようなことを何かで読んだ記憶がある。これをちゃんと守らなくては…。


もう一つは、弾けてもいないのに「いい音を出したい」と考えながら弾いていることが原因だと思う。そうすると、音符どおりに弾けているのに音が気に入らないので止まってしまうことが多くなる。

音楽の流れを途切れさせないことを、部分的にいい音を出すことより優先させなくてはならない。と頭では分かっているのだが…。結果的に「弾き直し」や「途中で止まる」ことを反復練習してしまっている。


ところで、一応1カ月で1曲を仕上げることを目安にしているので、あと5日ほどしか残っていない。このままでは「自己満足レベル」にも達しそうもない。困った!どうしよう…。

…と悩んでいて、いい案を思いついた♪


《今年の目標》の一つに「レパートリー曲を1曲」作ることをあげている。で、やや安直ではあるが、このバッハのプレリュード(平均律第2巻のNo.12:BWV881)をその「1曲」にしてしまおうというわけだ。

つまり、2月から次の曲に取りかかることにして、このプレリュードも短時間の練習を継続する、ということである。この曲はもともと好きな曲の一つだし、弾いてみるとけっこう面白いので、1年間弾いても飽きないのではないかと思う。

そういえば、次の曲のことを何も考えてない…(^^;)。これはこれでマズイ! 今日からさっそく次の選曲に取りかかることにしよう。


とはいえ、1月末までに何とか「自己満足レベル」までには持っていきたいと思っている。それには、まず通して止まらずに弾けるようにしなくては…。ラストスパート、頑張るべし!>>自分!



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