1月の最初の1週間は選曲週間とするつもりであったが、早々と決めてしまった。今年の1曲目は、バッハの平均律から…。
Book2 の12番ヘ短調のプレリュード(BWV881)(だけ)
平均律の曲をやるからには、プレリュードとフーガはセットで弾かなければ…、という気持ちはあるのだが…。そうすると、フーガが苦手(そもそも難易度が高い)な私としては、気に入ったプレリュードがあってもいつまでも弾けないことになる。
なので、今回はセット縛り?をとりあえず忘れて、このプレリュードを練習することにした。この曲は、以前から候補にあげていた曲で、ずっと気になっていたものだ。
もう一つの言い訳?としては、《難易度別ピアノ曲(中級程度)》の難易度15〜17あたりをざっと見た感じでは、弾きたい(かつ弾けそうな)曲があまり見当たらなかったからだ。
今年は難易度17の曲を練習したいと思っているので、もう少しちゃんと調べたいとは思っているのだが、ちょっと時間がかかりそうなので…。
言い訳、いや選曲理由はこれくらいにして、曲の中身を少し見てみることにする。
YouTube でいくつか聴いた中では、Konstantin Lifschitz の次の演奏が一番気に入った。
♪ Konstantin Lifschitz, Johann Sebastian Bach, Präludium und Fuge f moll, BWV 881
※追記@2023/02/13:リンク切れ
全体で3ページ、70小節(繰り返しを除く)の短い曲である。ぜんぶ繰り返しても、演奏時間は5分に満たない。私のテンポだと6分くらいかも知れないが…。
曲の出だしは次のようになっている。最初の4小節(パターンAと呼ぶことにする)が特徴的な一つの音型なのだが、すぐに次の4〜8小節は違う音型(パターンB)となる。
このあと、パターンAとBが繰り返されたあとに、第3の音型(パターンC→下記楽譜)が始まる。が、これも4小節だけで、パターンBに似た4小節が現れ、大きな第一部(1ページ目)が終わる(もう一度繰り返して)。
あとの2ページは、パターンA/B/C とその展開型によって構成されている。なので、比較的練習はしやすいと思われる。
問題は、28段階による難易度が分からないこと。「プレリュード+フーガ」での難易度は20となっている。ので、私にとってはちょっと難しすぎる。が、たぶん、プレリュード自体はもう少し難易度が下がるのではないかと、勝手に思っている。
まぁ、練習してみれば体感的難易度はそのうち分かってくると思う。とりあえず、今日から今年の練習開始である ♪
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