2013年4月2日火曜日

ピアノをやる目的・意味

一進一退の状態が続いている。

昨日、いい感じで力まずに弾けるようになったと思っていたが、今日は妙にふわふわしたタッチになって、音がちゃんと出ない。なぜかスピードも出ない。しっかりしたタッチと、脱力、スピード、のバランスがうまくいかない。ということかな?

改めて、この歳になってなぜピアノをやっているか、ということを考えてみた。


始めたときは、暇つぶしとボケ防止のためにもやってみるか、位の気持ちであった。

音楽やピアノはもともと嫌いではなかったし、昔から楽器の演奏には憧れのようなものを持っていた。60歳を過ぎてもピアノが弾けるようになるかどうか、ということにチャレンジしてみるのも面白いと思ったのである。

で、ピアノを始めて良かったと思うことをあげてみる。

  • ①少しでも「成長」「進歩」を感じることが張り合いになっている。
  • ②ピアノを中心に音楽への興味が高まった。(→本、CD、演奏会)
  • ③これまで知らなかった曲や演奏家の発見が楽しい。


もちろん、期待以上に「暇つぶし」にはなっているし、たぶん「ボケ防止」にもなっているのではないかと思っている。指も頭も相当に使っているはずなので。

もう一つ、カミサンとの会話のネタができたのが、実は一番の「効果」かも知れない。

定年後、家にいることが格段に増えた生活の中で、少なくとも一つ共通の話題があることは、それなりにいいことなのだと思う。

カミサンは数人の子どもにピアノを教えているのだが、とりあえず直接の指導は受けていない。私の練習を聞いていて、言いたいことは100個以上あるらしいが、これまでのところいい距離感で接してくれている。(詳しくは日を改めて…)


ということで、なかなか思ったようには上達しないのだが、まだまだ諦めていないし、それなりにプラスの効果もあるので、今のところピアノを続ける意味はありそうである。



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