この人(↓)がファジル・サイである。
たまたま『レコード芸術』2013年 04月号の表紙を飾っていた。
その本では、次のように紹介されていて、一体どういう人なんだろう、と興味を持った。
「国境も時代も超えるピアニスト」
「これがクラシック?トルコ出身のピアニストのやりたい放題」
「トルコ行進曲をジャズ風にアレンジしたものを発表」
そこで紹介されていた名演は、キラキラ星変奏曲、ハイドンのピアノソナタ37番・43番、ベートーヴェンのピアノソナタ23番・21番・17番、「ブラック・アース」(自作)など。
実際の演奏を観た・聴いたのは、たしかNHKの音楽番組でピアニストの特集をやったとき。ムソルグスキーの「展覧会の絵」から「キエフの門」であった。
これが、何というか個性的な演奏でとても面白かった。弾き方も含めて表情が豊かで、音楽も雰囲気も実にいい。休止部で手を上げて妙な動きをしたりする。どうも、少し変わったピアニストや演奏に興味を引かれるようである。
YouTube でも二度ほど遭遇した。ハイドンやラヴェルで検索しているときに見つけた。これがまた良かったので、私の「お気に入り」確定である。お薦めは、ハイドンのピアノ・ソナタ第37番(第1楽章)とラヴェルのソナチネ。
自作曲やジャズも聞いてみたいと思っている。
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《ファジル・サイ追記:レコ芸の対談から》
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