もうすぐ始まるリーズ国際ピアノコンクールであるが、今回で引退する95歳のファニー・ウォーターマン(芸術監督&チェアマン)の後継者がやっと決まったようだ。
公式サイトのニュース(8/18、英語)
✏️Paul Lewis and Adam Gatehouse to become joint Artistic Directors of Leeds International Piano Competition
(※追記@2022/07/06:この記事は削除された?)
ポール・ルイス(Paul Lewis)と、アダム・ゲートハウス(Adam Gatehouse)という人。この2人で、10月からリーズ国際ピアノコンクールの芸術監督(Artistic Director)を務めることになる。まずは、3年後の次回コンクールのプランニングに着手すると思われる。
ポール・ルイス(Paul Lewis)はわりと好きなピアニストの一人である。1972年5月20日、イギリスのリヴァプール生まれ。アルフレッド・ブレンデルにも師事している。
アダム・ゲートハウスは、"senior Editor at BBC Radio 3" と紹介されているが、今回のリーズ国際ピアノコンクールの審査員でもあり、そちらのプロフィールをみると、ポール・ルイスも学んだことのあるギルドホール音楽演劇学校(ロンドン)を卒業した指揮者でもあるようだ。
ちなみに、この記事によると、芸術監督の仕事はけっこう多岐にわたるようだ。
コンクール全体のプログラム作りから審査員の選出、マスタークラスの先生を務めるピアニストの招聘、そして当然ながら自らも審査員として審査に参加する。そのほか、コンクールで必要となる様々な支援活動。
今回、芸術監督となった二人は、コンクールに参加したピアニスト(competitors)を巻き込んだ教育プログラムをやりたがっているようだ。コンクール期間中に、ピアニストが地域の学校を訪問するようなことを考えているようだ。
なかなかいいアイデアだとは思うが、タイミングによっては、ピアニストは大変だろうと思う。次のステージに進めなかったピアニストとかにお願いするんだろうか?
ところで、記事の中に「イベントの充実」とともに「デジタル技術の活用」を目指すと書いてある。ネット配信は、次回から?なのだろうか…。
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