2025年9月11日木曜日

▼Sweelinck「半音階的幻想曲」前半は通し練習、後半は部分練習?

スウェーリンクの「半音階的幻想曲」SwWV258、練習開始から 1カ月と 2週間ほど。後半の高速部分に手こずっていて、なかなか通し練習に行けない…(^^;)。

前半だけの通し練習?で、もう少し「形」になるようにしたいと思い始めた。




「前半だけの通し練習」のために、お手本にしているジャン・ロンドーの演奏(↓)を、楽譜を見ながら何度か聴いてみた。

♪ Jean Rondeau plays Sweelinck: Fantasia cromatica

独特で微妙なテンポ変化(単純にルバートとも言い切れない「間(ま)」とか「呼吸」のような…)があり、さらに課題にしていたフレーズ間の「つなぎ」部分(上の楽譜の 9・13小節目など)は楽譜にない装飾音符のような弾き方になっており、どうも一筋縄では行きそうもない…。

まぁ、雰囲気だけでもちょっと真似してみるかな…という感じ…(^^;)?


後半の高速部分のうち、16分音符のスケール的な部分(↓)は、ある程度続けて弾けるようになったつもりだったのだが、やはり少しテンポを上げると途切れ途切れに…。

もっと弾き込みが必要なようだ。個人的には「左手」でこのフレーズをそれなりに弾けるようになったのは大きな進歩なのだが、まだまだ修行が足りない…(^^;)。




最高速の 6連符部分(↓)についても、そろそろ本気で取り組もうと思っている。

でも、まずは今弾ける最速の(ゆっくりした…(^^;)…)テンポで、途切れず滑らかに弾けることを目指したい。部分的にはテンポを上げる練習も織り交ぜながら…。

この部分はまだまだ「道遠し」という感じ…。




最後の部分(↓)は、ジャン・ロンドーの演奏を聴き直してみると、思ったほどテンポが速くないので、ちょっと安心している ♪

ここは一番気に入っている部分なので、自分のイメージをもう一度確認しながら弾き方を考えてみようと思っている。

ジャン・ロンドーは最後の和音でも装飾音符を付加して、いい感じにまとめている。少しでも近い弾き方ができるといいのだが…それは今後の課題…。




スケール練習はイ長調/嬰ヘ短調に移った。この調でも、長調は問題ないのだが、短調でかなり苦戦している。以前練習したときの成果はどこに行ってしまったのだろう…(^^;)?


このところ、音楽鑑賞はやや低調。「現代ピアノ曲」の「探索」は気が向いたときにチラホラ聴いている程度。なかなか気に入った曲に出会えない…。


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