前回も書いたように、速いテンポで弾き切れるかが最後の課題になると思っているので、部分練習の主眼は「指に覚えさせること」(指慣らし?)なのだが…。
ゆっくり弾けば何でもない(例えば上の楽譜のような…)ところでも、指に覚えさせて、少しでも「自動化」に近づけるのはとても大変だ…ということを実感している。
そして、速いテンポのまま、後半部分はだんだんと盛り上がって行くのだが、このたたみかけるようなフレーズの重なりをどう弾けばよいのか…今のところ途方に暮れている…(^^;)。
とくに最後の 24-25小節目(↓)の「半音ずつ下降する減三和音の下行アルペジオ」とでもいうのか?…これがなかなか弾けない。指が付いていかないし、曲が終わる感じがしない。
まぁ、とりあえずは繰り返し練習するしかないが…。
この曲を選んだときに、「一見『機械的』にも見える(練習曲のような)プレリュード」と書いて、気持ちを込めるような曲ではないと思っていたのだが…。
意外なことに?、音楽的にも感情的にもかなり激しい曲のように思えてきた。
後半のやや不協和音的なアルペジオの繰り返しや、上行音型の繰り返しがそういう印象を与えていると思うのだが、これはテンポを緩めずに弾き切るしかないのかな…?
思ったより難しそうだ…(^^;)。
ニ長調は少しテンポアップできてきたような気もしている。が、なぜかロ短調の方は少し苦戦している。原因はよく分かっていないが、指くぐり・指またぎの関係か?
並行して進めようと思っている「選曲」の方はモヤモヤが続いている…。
「本当に弾きたいピアノ曲」という言い方がハードルを上げてしまったのかも知れない。「本当に?」と自問すると、自信を持って "Yes!" となかなか言えなかったりする…(^^;)。
何となく候補に挙げているのは 3曲ほどある(↓)のだが、どれも弾けそうな曲ではない。なぜか 3曲とも変奏曲…(^^;)?
- J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
- ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
- シューマン:交響的練習曲(変奏曲形式による練習曲)
まぁ、全曲は到底無理なので、例によって…(^^;)…弾けそうな変奏だけを数曲選んで弾いてみる…ということになるのだろう。
ディアベリは、以前「テーマ、第1〜3変奏、第14変奏の 5曲」だけを練習したことがある。やるとすれば、その続き?…ということになる。
まぁ、この件は継続検討…ということで…。
第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが終わって入賞者が決まったので、1位の Eric Guo と 2位の Piotr Pawlak を少し聴いてみた。
…が、残念ながら私の好みとは合わなかった。このコンクールのレベルが上がるのにはもう少し時間がかかるのかな?…という勝手な感想…(^^;)。
1位 Eric Guo (カナダ)
2位 Piotr Pawlak (ポーランド)
3位 Angie Zhang (アメリカ)
3位 Yonghuan Zhong (中国)
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿