2025年7月21日月曜日

▼フーガの技法 Contrapunctus 1:月末を期限に決めて課題に取り組むことに…

今回も前回の近況報告(7/10)から 2週間が過ぎようとしている。大きな進捗はないが、一時停止をしながらの通し練習?は何とか出来るようにはなってきた。

この曲は 5月 5日から始めているので、今月でほぼ 3カ月になる。最初の方で 10日ほど弾いていない期間はあるが、それにしても長い…(^^;)。

…で、一応今月末でこの曲は終了することに決めた。残り 10日間ほどで何をやるか?…ということも少し考えた。




6月の終わりに、この曲は「トコトン」やるぞという宣言?(↓)をした。


現在、その「トコトン」の内容(↓)に沿って、一生懸命練習しているつもりだが、なかなか結果につながっていない…(^^;)。

  1. 楽譜通りに押さえられる →当たり前…(^^;)
  2. 弾きながら主題などを聴き分ける(意識する)ことが出来る
  3. それなりに強弱をつけられる


なので、残りの 10日間では、いつもの「曲を(自分なりに)仕上げる」という方向(無理そうなので…)ではなく、課題のいくつかを少しでもクリア(or 改善)することを目標にしようかと考えている。

「フーガの技法」を技術練習の教材として使わせて戴くという、ある意味畏れ多いことではあるが…(^^;)。

考えているのは、上記の「トコトン」の 3 項目に加えてこんなこと(↓)。

  1. 「難所」のクリア(引っ掛かりを減らす)
  2. 「指の独立」
  3. 「脱力」!
  4. 「タッチ」に対する意識
  5. 「テンポ」のキープ


1. は元々の「楽譜通りに押さえられる」に含まれるが、例えば前回挙げた下記楽譜の 43小節目などをクリアしたい。あと一息だとは思っているが…。




2. の「指の独立」と 3. の「脱力」は、上の難所などの、フーガの 4声が複雑に絡み合うところでとくに意識していることである。

フーガは「指の独立」の練習にとてもいいと思っているのだが、一生懸命やっているとどうしても力んでしまう。なので「独立」と同時に「脱力」を何とかしたい。

4. の「タッチ」は「意識」というより、色んなタッチを試したい…ということ。プロの演奏は千差万別で、それぞれに魅力的なので、ちょっとだけその真似?をしてみようかと…。グールドの深いタッチやノンレガートは真似できないと思うが…(^^;)。

5. は、弾きやすい箇所が速くなり、弾きにくい箇所が遅くなる…という自然現象?を何とかしたい。全体を通してテンポを一定に保つ努力をしたいということ。もちろん、部分的、あるいはコーダ部分などで速度に変化をつけるのはあると思うが…。


まぁ、そんなことで、あと 10日ほど出来る限りの努力をしてみよう…という感じ。

それにしてもこの「フーガの技法」(の 1曲目)はすごい作品だと思う。これだけ練習しても飽きないし、むしろ練習するほどそれまでに気が付かなかった発見があったりするし、改めて魅力を感じたりもする…。

プロの演奏を聴いていても、本当に色んな側面を引き出していて面白い ♪


スケール練習は変ニ長調/変ロ短調。この調は、和声的短音階の下り以外は割と手に馴染んで簡単なので、もうすぐ終わりにしようと思っている。


音楽鑑賞の方は相変わらず迷走中。

迷走の理由はクラシックのピアノ曲に対してちょっとした「耳タコ」状態になっていること(↓)。聴きたいピアノ曲が思いつかなくなっている…(^^;)。


…で、今聴いているピアノ曲は、これまでに知らなかった作曲家の作品が中心。クラシックに限定せず、少し柔らか目?の曲も聴いている。とにかく、私の好みの(聴いていいなぁ ♪…と思う)曲を見つけようとピアノ音楽「界隈」?を徘徊中である。

いい出会いがあることを期待しながら…♪



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