それも、本人が作曲した「24の前奏曲 Op.1」と「ピアノソナタ ハ短調 Op.2」の 2作品だけという思い切った?内容。これって「コンポーザー・ピアニスト」宣言…(^^)?
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2021年のショパンコンクールでは残念ながら第 2ステージ(↓)で姿を消しているが、ピアノの音が実に美しく、その多彩なタッチで紡いでいく音楽は実に魅力的だった。
ピアニストとしての成長にも期待しているが、コンポーザー・ピアニストを目指すという方向性には大賛成!応援したいと思う ♪
アルバム "Debut" は YouTube などで聴くことができる。
♪ Talon Smith: Debut(プレイリスト)
2〜3回聴いてみたが、今ひとつ掴みどころがない…というか、個人的にはあまり魅力的な作品には思えなかった。目指している方向性もよく分からない。いわゆる「現代音楽」でないことは確かだが…。
曲としては美しいと思うし、ピアノの多彩な音色を引き出す音型が様々に展開されていくので、それなりに楽しめるのだが…。
「前奏曲」のいくつかはアンコールピースになるかも知れないとは思った。
まぁ、まだ最初の 2作品だけなのでよく分からないが、作曲家としては今後に期待というところかな…(^^;)。次の作品を楽しみにしたいと思う ♪
ちなみに、本人の公式サイトによると、今年 1月から 5月にかけて米国内(ニューヨーク、サンフランシスコなど 4カ所)でのピアノソナタ初演ツアーを行っていて、すべて "SOLD OUT" となっているので、少なくとも米国内での評判は悪くないようだ。
参考:このアルバムについてタロン・スミスが語っている動画(↓)。
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