2025年4月21日月曜日

▼バッハ BWV106 Sonatina:人前で弾くことを想定した練習を始めた ♪

J.S.バッハのカンタータ BWV106 から「ソナティーナ(Sonatina)」(Jacques Erdos 編曲)を練習し始めてからほぼ 2週間。暗譜も出来て通し練習中。

指が滑らかに動くほどにはなっていないが、そろそろ、人前で弾くことを想定した練習(ミスなし、一旦停止なし…)を始めようと思っている。




課題としては、2カ所ある装飾音符の弾き方がまだ定まっておらず、あまりうまく入っていないこと。いくつか試しているが、どうもしっくりこない。

お手本にしている動画や、クルターグ夫妻やアルゲリッチの連弾、そして原曲のカンタータなどをもう一度聴いて参考にしようと思っている。


全体の弾き方としては、"Actus Tragicus"(哀悼行事)というタイトルに相応しい、静かでやや遅いテンポの弾き方と、少し元気で?速めの弾き方と二種類試している。

原曲は葬式などの哀悼行事のためのカンタータなのだが、それほど湿っぽい感じではなく、この "Sonatina"(序奏)もどこか明るい響きを感じるので、単独で弾くときは少し元気な感じでもいいのかな?…と個人的には思った。


それから、この曲は全体の山(と思える箇所)が来たあとすぐに、コーダ的な 2小節のフレーズで終わるようになっている。

個人的な感覚としては、もう少し余韻が欲しいので、勝手に 2小節ほど追加して(即興?)弾いたりしている。まぁ、邪道なのだろうが…(^^;)。

ただ、原曲のカンタータでは、この「序奏」のあとに、合唱、アリオーソ、コラールなどが続くので問題ないと思うのだが、独立したピアノ小品としては物足りない気もする。



…ということで、いよいよ今回の目的であった「人前で弾くことを想定した練習」を始めた。もう少し指を馴染ませるのと、装飾音符の弾き方を決めるのが課題。


前回から再開したスケールの練習はヘ長調/ニ短調に移った。

思ったより指使いを覚えてなく、ちょっと難航している。困ったものだが、だから練習する価値がある…とも言える…(^^;)?


音楽鑑賞では、真央くんの『指先から旅をする』 という本を読んだときに聴こうと思っていたジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau、米、1970年8月23日 - )のバッハとフォーレをフィーチャーしたアルバムを聴いてみた。


このアルバムがなかなか素晴らしく、さっそくお気に入りピアニスト候補になった ♪




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