指が滑らかに動くほどにはなっていないが、そろそろ、人前で弾くことを想定した練習(ミスなし、一旦停止なし…)を始めようと思っている。
課題としては、2カ所ある装飾音符の弾き方がまだ定まっておらず、あまりうまく入っていないこと。いくつか試しているが、どうもしっくりこない。
お手本にしている動画や、クルターグ夫妻やアルゲリッチの連弾、そして原曲のカンタータなどをもう一度聴いて参考にしようと思っている。
全体の弾き方としては、"Actus Tragicus"(哀悼行事)というタイトルに相応しい、静かでやや遅いテンポの弾き方と、少し元気で?速めの弾き方と二種類試している。
原曲は葬式などの哀悼行事のためのカンタータなのだが、それほど湿っぽい感じではなく、この "Sonatina"(序奏)もどこか明るい響きを感じるので、単独で弾くときは少し元気な感じでもいいのかな?…と個人的には思った。
それから、この曲は全体の山(と思える箇所)が来たあとすぐに、コーダ的な 2小節のフレーズで終わるようになっている。
個人的な感覚としては、もう少し余韻が欲しいので、勝手に 2小節ほど追加して(即興?)弾いたりしている。まぁ、邪道なのだろうが…(^^;)。
ただ、原曲のカンタータでは、この「序奏」のあとに、合唱、アリオーソ、コラールなどが続くので問題ないと思うのだが、独立したピアノ小品としては物足りない気もする。
…ということで、いよいよ今回の目的であった「人前で弾くことを想定した練習」を始めた。もう少し指を馴染ませるのと、装飾音符の弾き方を決めるのが課題。
前回から再開したスケールの練習はヘ長調/ニ短調に移った。
思ったより指使いを覚えてなく、ちょっと難航している。困ったものだが、だから練習する価値がある…とも言える…(^^;)?
音楽鑑賞では、真央くんの『指先から旅をする』 という本を読んだときに聴こうと思っていたジャズ・ピアニスト、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau、米、1970年8月23日 - )のバッハとフォーレをフィーチャーしたアルバムを聴いてみた。
このアルバムがなかなか素晴らしく、さっそくお気に入りピアニスト候補になった ♪
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