バッハの平均律第2巻第2番のフーガ、練習開始から 6週間になる。このところ行き詰まりを感じ始めたので、とりあえず終了することにした。「修了」の予定だったが最後のあと一息がどうも上手くいかなかった感じだ…。
現在の練習メニュー(↓)。
- ハノン41番「変ニ長調/変ロ短調」
- J.S.バッハ:平均律 第2巻 第2番 フーガ→終了→選曲
5月から「変ニ長調/変ロ短調」(♭5つ)のアルペジオ(ハノン41番)。
とりあえず「指慣らし」中なのだが、なぜか変ロ短調がなかなか安定しない。理由は分からないが、右も左も「1 2 3」の指を使うことが影響しているのか?
とくに右手にミスタッチが多い。注意してみると、下りの 2 から 1(ラからミ)のところが狭くなっているようだ。力み(脱力の問題)なのか…? とりあえず片手練習中。
バッハのフーガ(平均律第2巻第2番)は通し練習で、止まらずに最後まで弾き通すというのが、結局出来ずじまいに終わった。
原因の一つは中途半端に「暗譜」したことだと思う。楽譜を追いかけながら弾いた方が上手くいく箇所と、覚えないとなかなか弾けない箇所と最後まで混在してしまった…。
もちろん、十分に弾けていないという基本的なことも原因になっているだろう。やはり、4声になると指がもつれる、というか自信を持って弾けていない…というのが自分でも分かる。
ここから、頑張ればもっと上手くなるかも…という気がしないでもないが、現時点ではその気力?が不足している。努力することも才能のうち…(^^;)。
で、次の曲であるが…。まだ何も考えていない。
どうも、最近聴いている曲が現代曲や難しい曲に偏っていて、自分で弾いてみようと思う曲に出会う機会がほとんどなくなっているようだ。
バッハのフーガで、低音部のテーマを意識して弾くとか、少しは進歩したような気もしているので、もう一曲フーガ…というのもありかな?…とも思っている。
気分的には、古典派・ロマン派ではなく、バロックか近現代、あるいはもしかしたらバッハ以前のウィリアム・バード、ジョン・ブルあたりとか…?
昨夜、寝る前にキットくん(キット・アームストロング)が弾いていた『ウィリアム・バード/ジョン・ブル:作品集』を聴いた。この感じはわりと好きだ ♪
まぁ、しばらくは選曲期間ということで…(^^)♪
聴く方では、この記事(↓)で再認識した Tamara Stefanovich を聴いたりしているが、まだよく分からない。
ラフマニノフとリゲティのエチュードを交互に弾いているこの音源(↓)はちょっと気に入っている。こうやって聴くと、ラフマニノフが意外と現代的に聴こえてくるから不思議だ ♪
ちなみに、ラフマニノフはリゲティの 50歳年上で、リゲティが20歳のときにラフマニノフは70歳で亡くなっている。《鍵盤音楽史》の作曲家一覧表はこういうときにも役に立つ…(^^;)。
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