2023年3月24日金曜日

ルービンシュタイン国際コンクールのファイナリストに黒木雪音さん ♪

第17回ルービンシュタイン国際ピアノコンクールのファイナリスト 6人が昨夜発表された。日本人としてただ一人残っていた黒木雪音さんもファイナルに進んだ ♪




ちなみに、上の画像は公式サイトではなく下記の記事からお借りしたもの。なぜか「ぶらあぼ」の方が公式サイトより情報が早い…(^^;)。「画像提供:The Arthur Rubinstein International Music Society」とはなっているのだが…?



で、上の記事からファイナリストをコピペしておく。

CECINO Elia🇮🇹(イタリア・21歳)
KUROKI Yukine 黒木雪音🇯🇵(日本・24歳)
GIGASHVILI Giorgi🇬🇪(ジョージア・22歳)
CHEN Kevin🇨🇦(カナダ・18歳)
PARK Chaeyoung🇰🇷(韓国・25歳)
FERRO Alberto🇮🇹(イタリア・27歳)


今回のコンクールは、少なくとも第2ステージまでは、寝る前の1時間ほど(布団の中で…(^^;)…)ライヴ配信を聴いてみる…という感じで楽しませてもらっている。

で、気に入らないと途中で聴くのをやめてしまうので、結局数名しか聴けていない。

その中で、ちょっといいな ♪…と思ったのが、黒木雪音さんと韓国の PARK Chaeyoung。

一方、残念だったのが昨夜聴いた Talon Smith くん。前回のショパンコンクールでお気に入り候補に挙げたピアニストなのだが、今回はあまり良くなかった…かも。

ただ、自作の "24 Preludes, Op. 1" をプログラムに入れるなど意欲的なところは買いたいので、もう少し成長を見守りたいと思っている。



ファイナリストの中でまだ聴いていない 4人をざっと聴いてみた。

一番気に入ったのはジョージアの GIGASHVILI Giorgi くん。ダイナミックかつ繊細で、全体として音楽の流れがいい ♪ 先生はネルソン・ゲルナー。音源は下記。


1曲目、Marc Lavry(イスラエルの作曲家)の "Variations for Piano, Op. 350" が良かったのだが、残念ながら途中音が消えている(録音されてない?)。ベートーヴェンのソナタ第30番、ショスタコーヴィチのソナタ第2番も良かった。(結局全部聴いてしまった)

上の音源には、もう一人カナダの CHEN Kevin くんの演奏も入っていて、少し聴いてみた。こちらは、いい感じの演奏なのだが、ややスケール感が感じられない…かな?


イタリアの二人はあまり好みの演奏ではなかったが、FERRO Alberto くんは 2017年のボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクールの優勝者だったりする(↓)ので、結果は予断を許さない…ということなのかな?


「1位はイタリアの Alberto Ferro(1996生まれ)…、2位に北村朋幹さん…。3位は韓国の Ho Jeong Lee」


おまけ。

ファイナルは、室内楽、クラシカル・コンチェルト(共演:イスラエル・カメラータ)、グランド・コンチェルト(共演:イスラエル・フィル)の 3つで構成されている。

途中、3月28日にはエフゲニー・キーシンの "A tribute recital" が予定されている。これも是非配信してほしいと思うのだが、どうなんだろう? プログラムは下記。

Bach:Chromatic Fantasia and Fugue
Mozart:Sonata No. 9 in D Major K.311
Chopin:Polonaise in F-sharp Minor, Op 44
Rachmaninov:Lilacs
 Prelude op. 32 No. 8 in A Minor
 Prelude op. 23 No. 10 in G Flat Major
 5 Etudes-Tableaux op. 39 Nos. 1, 2, 4, 5, and 9

0 件のコメント: