あっという間に 3月も 1/3 が過ぎ、初めて人前でピアノを弾く日までに 3週間ほどになった。ここまでの進捗からすると「3週間しかない」という気持ちが強いが、一応通しで弾ける確率が上がってきたので「3週間もある」と考えた方がいいのだろう…(^^;)。
- ショパン:プレリュード第6番 Op.28-6
- C.P.E.バッハ:ソルフェジエット
「プレリュード第6番 ホ短調」(↑)の主な課題は二つ。
一つは右手。小さな音で、左手の旋律を邪魔しないように、かつ音が抜けないようにテンポを刻むのがなかなかうまく行かない。
左手の音量(打鍵)に右手がつられるという基本的な問題と、右手の小指のコントロールが効かないという問題なのだと思う。
指を寝かせてみたり、タッチを変えてみたり色々試行錯誤中…。
もう一つはペダルの問題。最初に見た楽譜にペダル記号がたくさん書いてあったこともあり、ほぼ全体的に踏みっぱなしになっている。
音が切れる不安から、元々ある悪いクセの一つなのだが、音の濁りなど気になっている。
しかも、右手の音量が下がらないために左手を少し強めに弾いているので、それに踏み過ぎのペダルが加わるとかなりうるさい曲になってしまう…(^^;)。何とかしたい…。
「ソルフェジエット」の方は、テンポが決まらずに悩んでいる。
最初はできるだけ速くと思ってメトロノームと格闘していた。何とか「♩=80」くらいまでは行ったのだが、速くするとミスの確率も上がる。
それと、速く弾くと「弾き飛ばしている」感が出てくるので、弾き終わったときの満足感?があまりないような気がする。気持ちが入ってない感じ?
なので、考え方を変えることにした。この曲が一番美しく聴こえるテンポで、弾いていて自分も心地よい(気分が乗る、気持ちが込められる)テンポを探ることにした。
もちろん、テンポだけでなく強弱やタッチや細かいフレージングや…色々考える要素はあるのだろうが、最終的には全体的な感覚…ということになるのかな?
で、共通の課題として(当たり前の前提として?)「ミスをしない」「止まらずに弾く」というのがあるのだが、これは当初考えていたよりはマシな状態にはなっている。
ある程度集中できれば、ほぼノーミスで最後まで弾くことができる確率は上がってきたと思う。ただ、前奏曲の右手で大きな音が出てしまったりとか、ソルフェジエットで滑ったりとかは(そこで止まることは減ったが)なかなかなくならない。
本番であがることを考えると、この確率はもっと上げる必要はあるだろう。あと 3週間でどこまで行けるか?…まぁ、やれることをやるしかない。
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