初めて人前でピアノを弾く日まであと 2週間。この 1週間で、通しで弾ける確率は上がってきたが、たまに思いもよらぬミス(ポカ)をやってしまうことが…(^^;)。原因が分からないので対策も不明…。まぁ、練習の積み重ねと集中力を上げる努力くらいかな?
- ショパン:プレリュード第6番 Op.28-6
- C.P.E.バッハ:ソルフェジエット
「プレリュード第6番 ホ短調」(↑)の主な課題は二つ。
一つは右手伴奏を小さな音で確実に刻むこと。裏を返すと、左手の旋律を少し大きな音でちゃんと歌わせること。本当は左手の問題がメインかも知れないが、私の意識はどうしても苦手な右手に行ってしまう。
左手は普通の?演奏よりも大きめの音でややダイナミックに弾いてもいいのかな?…と思いながら練習しているのだが、そうすると右手がつられて大きくなってしまう…(^^;)。
ちなみに、そういう意味でちょっと気に入った演奏を見つけた。若い頃のピリスさんの演奏。いい感じ ♪ このイメージで練習してみようと思っている。
もう一つはペダルを踏みすぎる問題。これは、現在鋭意努力中。
基本的には、できるだけ踏まないようにして、「必要最低限+音響効果」みたいな感じで試行錯誤している。まだ、決定版を見つけるまでには至っていない。
ペダルの踏みすぎは昔からの悪いクセの一つなので、これを機会に少し練習してみようと思っている。これまでにも気にしたことはあっても、あまり練習はしてない…(^^;)?
「ソルフェジエット」の方は、テンポで悩んでいたのだが、「この曲が一番美しく聴こえるテンポで、弾いていて自分も心地よいテンポ」という考え方に切り替えてから、ほぼ落ち着いてきたと思う。
ところが、新たな問題が浮上してきた。それは「曲の入り」のテンポ。
調子に乗って速すぎるテンポで弾き始めるとどこかで破綻する可能性があるし、遅すぎると「乗れない」ままで曲が間延びした感じになってしまうし…。
「心地よいテンポ」で弾き始められるかどうか?…やや遅めのテンポで始めて accelerando するという手もあるらしいが、それがうまく出来るかどうか?
まぁ、色々考えながらもう少し練習するしかないか…。
それにしても、人前で弾くことを常態にしているピアニストとか音大生は、本当に大変なのだろうな…と改めて思った。
気軽な状況で気心の知れた仲間(たぶん 10人くらい)の前で短い曲を二つ弾くだけなのに、この苦労?である。まぁ、いつもの練習がいかにいい加減で、中途半端な状態で「終了/修了」にしていたか…ということでもある…(^^;)。
そういう意味では、今回は新しい経験ができてよかったのかも知れない。一時は、引き受けたことを後悔したこともないではないが…。
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