バッハのトリオソナタ第4番 BWV528 の第2楽章、思わぬところで?基本フレーズ(下記楽譜の 2段目)のギクシャク感が解消した。
しかも、こんな所で「右手・左手」問題が絡んでくるとは…(^^;)。
この曲のお手本としては、オラフソンの CD 音源(の YouTube)を聴いてきたのだが、数日前、ステージの演奏動画(↓)を見つけて聴いて(見て)いたら、なんと!オラフソンは、最小フレーズ(1/2小節単位)の最後の所で左手を交差して弾いているではないか。
よく見ると、一番上の音(一番高い G、F#、E)ではなくて内声(E、D、C)を左手で弾いているようだ。こうすると、右手も単音になるのでタッチのコントロールがしやすくなる。
やってみると、それほど難しくはない ♪ …ということで、即採用!
ちなみに、私のこれまでの指使いは右の「3+5」で 3度重音を弾いていた。なので、どうしてもタッチが重くなっていたのだ…(^^;)。
「難所」についてもそれなりに慣れてきたので、何とかなりそうな感じはしてきた。といっても、まだ「弾ける」レベルには達していないので、もう少し反復練習が続く…。
あと、オラフソンの演奏を聴いていると、何ヶ所かで少しテンポを落としている。これも、採用させてもらおうと思っている…(^^)♪
それと、最後の盛り上がる箇所でこれまで避けて通っていた「トリル問題」というのがあるのだが、ちょっと挑戦してみようかな?…と思い始めた。
下記楽譜の赤丸で囲んだ音は、原曲(オルガン)ではトリルになっていて、ピアノ編曲ではトリルが外されている。…のだが、オラフソンは素晴らしいトリルを入れているのだ。
どう考えても無理だと諦めていたのだが、左手打鍵も使うなどして何とかならないか?…と、とりあえずは試行錯誤中。今のところ、かなり難しそうではあるが…(^^;)。
この曲は思ったより難しいので、ミスなく通しで弾くのは私にとっては至難の業だ…と思い始めた。結構気持ちよく弾くことは出来るのだが、それとノーミスとは別の話のようだ。
それでも、もう少し全体の流れが作れるようになるまでは続けようと思っている。あと 1週間、今月末までは頑張ってみようかな?…という感じ。
アルペジオ(ハノン41番の変ト長調/変ホ短調=♭6個)の練習は苦戦中。
「すべて黒鍵」による「キー外し」が、かなり確率は減ったもののなかなか「皆無」にはならない…(^^;)。まぁ、練習あるのみ…。
練習以外では、《鍵盤音楽史》の抜けている時代(「四期」)の作曲家について少しずつ探索している。
プロコフィエフとガーシュウィンに続いて、ストラヴィンスキーを 1週間近く聴いているが、編曲作品も含めるとかなりの作品数になるので、まだ聴き終わっていない。
これまでにあまり聴いていない作曲家ということもあり、やや理解に苦しんでいるかも?
とてもいい感じの作品があるかと思うと、何だか軽い映画音楽のような作品もあり、ある意味捉えどころがない…(^^;)? もう少し探索してみようと思っている。
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿