数日前から調子が悪い。いわゆる夏風邪のようである。
ピアノの練習もサボろうかと思っていたが、練習曲を変更したばかりでもあり、とりあえずピアノに向かってみた。バッハの譜読みである。無謀にも四声にも挑戦しているので大変だ。
ところが、1時間ほどの練習を終わってみると、なんか気分がよくなっている。風邪が治ったわけではないが、なんとなく調子がいい。
練習中は、音符を追いかけるのに精一杯で、喉の痛みなども忘れていた。終わってからも、少しの間は忘れていたし、痛みが和らいだような気がした。もしかすると、ピアノの練習は風邪にいいのかも?
そういえば、似た経験は昔もあった。少々の風邪は、ちょっと無理をしてでも会社に出て仕事をしていた方が治りが早いのである。休んでしまうと、逆に風邪をこじらせたりする。人間、少し緊張して何かに、仕事やピアノ練習に集中した方が、身体の免疫力か何かが強化されるのかも知れない。
それとも、自分の弾く音楽が「ヒーリングミュージック」になっていたりするのかも?まあ、今の段階では「逆ヒーリング」はあったとしても、癒しにはほど遠いと思うのだが…。
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