スウェーリンクの「半音階的幻想曲」SwWV258、2カ月ほど練習してきたが、仕上がりには程遠く、最難関の「6連符」は攻略できずに終わった。この先、仕上がる見通しもほぼないので、今日までで一応終わりとすることにした。
ただ、この一週間、気に入った箇所を中心に自分のイメージに近づける練習をしたのだが、これが結構楽しかった ♪ 技術レベルを上げるとか、曲を仕上げることよりも、「弾いて楽しむこと」を中心にした練習もありかな?…と思った…(^^)♪
結果として、この曲の難易度はかなり高かったようだ、少なくとも私にとっては…(^^;)。
それでも、曲全体を仕上げることを諦めて、気に入っている箇所を重点的に練習することにしてからは、結構楽しく練習することができた ♪ 高齢者の趣味のピアノなのだから、こういう楽しみ方もありかな?…と思うようになった。
発表会とかコンクールのような目標があるわけでもなく、もともとボケ防止と自分の楽しみのために始めたピアノなのだから…。
もちろん、上達することの喜びとか、曲が(ある程度…)仕上がってきたときの充実感とか嬉しさも「楽しみ」の一部なので、それを諦めるつもりはない。
ただ、気に入った箇所だけでも「自分のイメージ通り」に「気持ちよく」弾けるようになること、それを楽しみの中心に置くというのも悪くないなぁ…と思ったのだ ♪
今回の少ない収穫の一つは、下の楽譜のところのような速めの「左手の 16分音符」がそれなりに弾けるようになったことだと思う。
最後から 2小節目にある右手の「32分音符」は厳しかったが、それでも何とかなった…かも?
で、難関の「6連符」。お手本にしていたジャン・ロンドーのような素晴らしい弾き方は無理としても、いずれ何とか弾けるようにはなりたいと…とりあえず希望は捨てないでおこう…(^^;)。
「6連符」が終わったあとの一番気に入っている終結部。ここはもう少し仕上げたいと思っていたのだが、まぁ「あと一歩」のところまでは来れたかな?…と思う。
…ということで、思ったより難しかったスウェーリンクの「半音階的幻想曲」であるが、練習しているうちにだんだん楽しくなった…という意味では、なかなかいい選曲だったのではないか…と今になって思っている ♪
「楽しむ練習」というのも少し見えてきたし、さて、「芸術の秋」に向けて、次もいい曲を選べるといいなぁ…と考えている。
実は、選曲はちょっと苦労していたのだが、ほぼ決まりかけている…(^^)♪
スケール練習は、数日前にイ長調/嬰ヘ短調を一応終えて、ニ長調/ロ短調に取りかかったところ。ここでも、短調で苦労している。前回の練習成果がほとんど残ってないことに、またしてもがっかりしている…(^^;)。
音楽鑑賞は開店休業中。次の選曲のために《鍵盤音楽史:バッハ以前》の作曲家を中心に色々聴いてはいるが、鑑賞と選曲では聴き方がちょっと違うようだ。
あと数日でショパンコンクールが始まるので、そうしたらしばらくはショパン漬けの日々が続く。ショパンの曲は、私にとって「耳タコ」の筈なのだが、コンクールの演奏は結構楽しめる。不思議なのだが、これも聴き方が少し違うのかも…?
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