スウェーリンクの「半音階的幻想曲」SwWV258 の練習開始から 3週間ほど。部分練習に入っているが、後半の高速フレーズ(16分音符)のところを重点的に練習している。
少しずつテンポを上げていきたいので、メトロノームを使うことにした。
前半部分は、4小節単位のフレーズの切れ目にある「つなぎ」のような走句?(装飾音符的?)の弾き方を何とかしたいと思っている。
上の楽譜の 9小節目の左手や 13小節目の右手の音型など…。
他の部分でも、右手でとるか左手でとるか問題も含めて指使いが確定していない箇所や、スムースに弾けない箇所を中心に色々試している。
後半の高速部分はまず 16分音符のスケール的な部分(↓)を中心に練習中。
まずは無理のないテンポということで試し「MM=68」から始めることにした。
ただ、速さよりも問題なのは全体を息切れせずに弾き切ること。今は 1小節ごとに切れてしまうので、小節間のつながりを練習する必要がある。あと、右手のテーマをちゃんと弾く&聴くこと。
さらに速い 6連符(↓)は今後の練習課題にとってあるが、「MM=68」では無理なことだけは確認してある…(^^;)。最初は「MM=50」くらいか?
スケール練習はロ長調/嬰ト短調を思ったより順調に終えて(苦手だった和声的短音階の下りも何とか克服して)、次のホ長調/嬰ハ短調に移ったところ。
音楽鑑賞は、「何となく聴く気になれない」状態から脱する、…というか聴きたい音楽を探すための探索を始めることにした。
まずは、あまり「耳タコ」になってないはずの「現代ピアノ曲」を久しぶりに聴くことにした。どうせなら新しい方がいいので「世界初演」などと検索してみる…。
すると、ファジル・サイの新しいピアノ協奏曲「マザー・アース」が見つかった。これは、カルティエが万博に出展した「ウーマンズ パビリオン」の記念公演らしい。
5月23日、大阪のザ・シンフォニーホールにて、シモーネ・メネセス指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団による演奏。ピアノはもちろんファジル・サイ。
なかなかいい。途中「ブラック・アース」からの引用があったり、珍しい楽器が使われていたりして面白い。久しぶりにピアノの響きを楽しむことができた ♪
✏️ファジル・サイ《ピアノ協奏曲「マザーアース」》世界初演(ショットミュージック、2025/5/22)
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