再び、久しぶりの投稿である。
練習はほぼ毎日やっていた。が、さすがに四声のフーガは手ごわく、前半の指使いはギリギリ何とか覚えたが、なかなかつながらない。日々の進歩を実感できないのがつらい。
やはり、ピアノをやる理由の一つは、少しでも上達したという自己満足感にあるような気がするのだ。スランプというか「壁」というか、ここを何とか乗り越えなくては…、という状況に陥ってしまったのだ。
で、少しカミさんに相談してみた。曰く、「フーガはまだ早いんじゃない、その前にインベンションかな~」「基礎をちゃんとやったら、ツェルニーの30番とか…」。
う~ん、まっとうな答えである。ちょっと反論したい気持ちもあったが、とりあえずは「スランプ?」脱出のために、検討することにした。
ということで、昨日から「ツェルニー30番」を始めてみた。
練習用としては思ったよりいい。面白いという訳にはいかないが、少なくともつまらなくはない。両手の5の指の練習になりそうなのはありがたい。10曲単位にレベルが上がるようなので、まずは最初の10曲に取り組むことにした。
問題は「曲」の方である。せっかく指使いに慣れてきたフーガをほっておくのはもったいないし…。(練習を中断したら、間違いなく指使いを忘れてしまうだろう)
インベンションの1番は、なんとなく苦手意識を持ったままだし…。
そして、少し前から試しているベートーベンのソナタ8番の第2楽章は何とかなるかも知れない。プレリュードは少し飽きてきたし、今の実力で出来る範囲はほぼ出来たと思う。
…と、いろいろ考えた挙句、とりあえずの練習メニューを決めた。
①ツェルニー30番の最初の10曲(基本練習)
②ベートーベンのソナタ8番の第2楽章
③バッハのインベンションから1曲(1番以外で選曲中)
④バッハの平均律1番のフーガ前半(指使いを忘れない程度の軽い練習)
しばらくはこれでやってみようと思う。ピアノを練習し始めてすでに半年。そろそろ1曲くらいは仕上げなくては、と思いつつ悩み多き日々である。一日一日、少しでも進歩を実感できるようがんばってみよう。
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