2025年8月13日水曜日

▼Sweelinck「半音階的幻想曲」後半の速いフレーズを先行部分練習 ♪

スウェーリンクの「半音階的幻想曲」SwWV258 の練習開始から 2週間ほど。やや変則的な「譜読み&部分練習」をしている。

一通り音符を確かめて、曲の構成を勉強して(↓)、指使いも仮決めレベルでは一応終わって、後半の高速フレーズ(16分音符、6連符)のところを部分練習して…という感じ。





曲の作りの概要が少し見えてきたので、何となく練習もしやすくなった。

3部構成の第1部では、延々と「ラーララ♯ソソ♯ファファミ」の主題(ニ短調、イ短調)が連なって繰り返される。これに対主題が色んな形で出てくるので変奏のようにも見える。

各主題の終わり(切れ目)に細かい動き(16音符など)の装飾的なフレーズが付いたりする(上の楽譜参照)のだが、そこの弾き方が今ひとつよく分からず模索中。


部分練習している後半の速いフレーズの一つは16分音符のスケール的な部分(↓)。左手の速いところはかなり大変だ…(^^;)。




さらに盛り上がって速くなる 6連符の音型がここ(↓)。右手だけなのが救いかも…。




この後半の速い部分はテンポを落とすと面白くないので、何とか頑張りたいと思う。まぁ、そう思って早めに部分練習をすることにしたのだが…。

ここで、私の最速がだいたい分かってきたら、それを元に全体のテンポを決めようと考えている。現時点ではかなり遅いので、前半部分がサマにならない…(^^;)。

…ので、とりあえずは別々のテンポで練習している。

お手本にしているジャン・ロンドーの演奏でも、フレーズごとにテンポを変えているような気がするので、それは今後の研究課題…。



スケール練習は変ト長調/変ホ短調をなんとか終わりにして、やっと後半の ♯ 系に入った。まずは、ロ長調/嬰ト短調。この調も和声的短音階の下りが苦手なようだ。


音楽鑑賞は、クラシック音楽(ピアノ曲)に対する「何となく聴く気になれない」状態が続いていて、聴いているのはほとんどスウェーリンクの「半音階的幻想曲」。

ジャン・ロンドー(↓)を主に聴いているが、その関連でオルガン演奏や弦楽四重奏の編曲(これがなかな良かった ♪)や、スウェーリンクの他の曲を聴いたりしている。


今の気分はどうもバッハ以前の音楽に向いているようで、たまにスカルラッティのギター編曲の素晴らしい演奏を見つけて喜んだりもしている。

しばらくはこういう状態(音楽的逍遥?)が続くのかな…(^^;)?

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