次の練習曲は J.S.Bach の「フーガの技法」BWV1080 から 1曲目の "Contrapunctus 1"(コントラプンクトゥス 1)をやることにした。
私にしては珍しく、選曲期間 1日(実質 1時間)という即断即決だった…(^^)♪
「フーガの技法」は、コロナ禍の2020年にトリフォノフの演奏で聴いてその良さを知ってから、ずっと気になっていた作品である。ただ、難しそうなので自分で練習する曲の候補とは思っていなかった。
2024年に年間目標の一つとしてやった「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクトの中で、「フーガの技法」について少し調べたり、色んなピアニストの演奏をじっくり聴いて、勝手に「名盤ベスト10」を選んだりもしている…(^^;)。
そのときに、バッハの大家、アンドラーシュ・シフの演奏がないなぁ…と思っていたのだが、どうも最近は(2024年 1月のベルリン公演が最初?)演奏会でも弾くようになったらしい。まだ CD 録音はしていないようだが…。
で、そのシフの演奏を聴きたくて探しているときに下記の解説動画を見つけた。
この中で、シャガエグ・ノスラティ(Schaghajegh Nosrati、独、1989 - )が弾いている「コントラプンクトゥス Ⅰ」(タイムスタンプ 3:45〜)が実に美しく、ちょっと自分でも弾きたくなってしまった。
…これが、今回の選曲の直接のきっかけ ♪
ちなみに、シフの「フーガの技法」の音源は一つだけあった(↓)。今年の 1月4日、上海でのライヴ録音のようだが音質はあまり良くない。正式な録音ではないのかも知れない。
演奏自体は、シフらしく淡々と弾いているところはいいと思うのだが、個人的にはちょっと物足りないという印象…。
お手本としてはトリフォノフ(↓)か、上に挙げたノスラティを参考にしようと思っている。その前に、楽譜通りに音符を押さえられるようになることが先決だけど…(^^;)。
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