2025年10月8日水曜日

ショパンコンクール 1次予選の結果、まずは順当、新しい発見も ♪

ショパンコンクールの 1次予選は 84人も出場する…ので全部は聴きれない…という中で結果が発表された。ざっと見た感じ、とくにビックリする結果ではなく順当と思われる。

私が応援したい、あるいは気になるピアニストはすべて通過しているし、1次予選の演奏を聴いて「ちょっといいかも…」と思ったピアニストもほとんど 2次に進んだ ♪




2次予選に進む 40人の名前を挙げておく。マークは青柳いづみこさんの記事で名前が挙がっていた人。24人のうち 18人が通過しているので、さすが、いづみこさん ♪


‼️、❗️、🔺を付けたのは、私が演奏を聴いた(たぶん半分くらい)中で「すごくいい」「いい」「いいかも」と思ったピアニスト。太字は私が応援したいピアニスト。

1. Piotr Alexewicz, Poland
2. Jonas Aumiller, Germany:浜松 2位
3. Yanyan Bao, China
4. Kai-Min Chang, Chinese Taipei:ダン・タイ・ソン門下
5. Kevin Chen, Canada:ルービンシュタイン 1位
6. Xuehong Chen, China
7. Zixi Chen, China🔺
8. Yubo Deng, China:ダン・タイ・ソン門下
9 .Yang (Jack) Gao, China
10. Eric Guo, Canada:ピリオド楽器 1位
11. Xiaoyu Hu, China
12. Zihan Jin, China:上海音楽院
13. Adam Kałduński, Poland❗️
14. David Khrikuli, Georgia🔺:個性派
15. Shiori Kuwahara, Japan‼️:ルービンシュタイン 2位/ ブゾーニ 2位
16. Hyo Lee, South Korea
17. Hyuk Lee, South Korea:パデレフスキ 1位
18. Kwanwook Lee, South Korea❗️
19. Xiaoxuan Li, China
20. Zhexiang Li, China🔺
21. Tianyou Li, China
22. Eric Lu, USA:リーズ 1位/ ダン・タイ・ソン門下
23. Philipp Lynov, individual neutral pianist:パデレフスキ 1位
24. Tianyao Lyu, China‼️
25. Ruben Micieli, Italy
26. Nathalia Milstein, France
27. Yumeka Nakagawa, Japan:クララ・ハスキル 1位
28. Vincent Ong, Malaysia
29. Piotr Pawlak, Poland
30. Yehuda Prokopowicz, Poland
31. Hao Rao, China:2021年17歳でファイナリスト
32. Anthony Ratinov, USA
33. Miyu Shindo, Japan❗️
34. Gabriele Strata, Italy:個性派
35. Tomoharu Ushida, Japan:浜松 2位
36. Zitong Wang, China
37. Yifan Wu, China:上海音楽院
38. Miki Yamagata, Japan
39. William Yang, USA
40. Jacky Zhang, Great Britain


聴いた中で、久しぶりにお気に入りピアニスト候補となったのが、中国の Tianyao Lyuリュー・ティエンヤオ、2008年10月21日〜)。1曲目のノクターンの出だしから「おっ!♪」と思ってそのまま全曲聴いて(聴き入って)しまった ♪

あとでプロフィールを見てビックリ。まだ 16歳、コンクールの入賞者発表の翌日にやっと 17歳。星型の髪飾りが(最初違和感があったが…(^^;)…)似合う年齢だった。

これは、将来楽しみかも…(^^)♪


そして、桑原志織さんの演奏が圧巻だった ♪

これまでにも聴いたことはあるはずだが、(失礼ながら…)ほとんど印象に残ってなかったので、意外な、そして嬉しい驚きであった。これは応援するしかない ♪

あと、ポーランドのちょっと独特の弾き方をする Adam Kałduński(アダム・カウドゥンスキ、1996 - )、韓国の Kwanwook Lee(イ・クァンウク、1996 - )あたりも注目してみたい。


もともと応援・注目しようと思っていた、牛田智大、中川優芽花、エリック・ルー、イ・ヒョ、イ・ヒョクあたりも順当に通過している。

…のだが、演奏自体は、期待値が高かったせいもあるが、聴きながらやや不安(大丈夫か?)がよぎった人も何人かいた…というのが正直な感想であった。まぁ、このあと盛り返すに違いない ♪

この中では、イ・ヒョ、イ・ヒョクの演奏が良かった。二人とも少し大人になったような表情をしていて、演奏の方も少し成熟に向かっているのかな…という印象。


日本人は 13人のうち、桑原志織・中川優芽花・進藤実優・牛田智大・山縣美季の 5人が通過(もう少し頑張ってほしかったが…)。男性陣は牛田くんだけになった…。

今、この記事を書きながら、気になるピアニストでまだ聴いてない人の演奏をざっと聴いているが、進藤実優さんの演奏もなかなか素晴らしい。以前聴いた時より音の響きが豊かになって魅力が増したようだ ♪


まだ聴いていないピアニストや、1曲しか聴いてないピアニストも沢山いるので、2次予選から少しちゃんと聴くようにしようと思っている。

とはいえ、何となく今回のコンクールの様子は見えてきたかも知れない。新しいお気に入りピアニストの発見とか、応援していたピアニストの成長とか、いろんな意味で期待できそうな予感…(^^)♪

このあとも「嬉しい驚きや出会い」、そして審査委員長ギャリック・オールソンの言っていた「人生の中で忘れられない魔法の瞬間(magical moment)」に遭遇できることを楽しみにしている ♪



明日から 4日間の 2次予選が始まる ♪

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