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2024年6月29日土曜日

モーツァルトが作曲したピアノ協奏曲はいくつ?

ピアノ音楽鑑賞の次のテーマにモーツァルトを選んで、まずはピアノ協奏曲を聴くことにした。…で、最初に「全曲録音」をしているピアニストを調べ始めたのだが、その曲数が色々あって、実は知らないことが色々あることが分かってきた…(^^;)。




上の表は下記の記事からお借りしてきたもの。こういう表を作ろうかと思っていたら、偶然にもこの素晴らしい記事(と表)を見つけたので、ありがたく引用させて頂いた。

モーツァルトのピアノ協奏曲を録音しているピアニストについても、基礎知識を得ることができた。「らでぃかるばっは」さん、ありがとうございます ♪



で、モーツァルトのピアノ協奏曲がいくつあるか?…に対する答えは冒頭の表に示されているように 21〜30 といういくつかの数え方が存在することになる。

簡単に解説すると…。

モーツァルトのオリジナルの「1台ピアノ用協奏曲」という意味では 21曲。

番号が付いているものは第1番〜第27番の 27曲であるが、これにはモーツァルトが 11歳のとき(1767年)に作った、他人の作品の編曲である第1番〜第4番と、 3台ピアノのための第7番と、2台ピアノのための第10番が含まれる。

オリジナルだけ含めるか、ソロピアノの協奏曲だけ選ぶか…などで数は変わってくる。

さらに、番号はついていないが、ヨハン・クリスティアン・バッハのピアノソナタを編曲した 3曲のピアノ協奏曲 K.107(1772年)がある。

そして、管弦楽とピアノという編成の作品として 2曲の「ピアノと管弦楽のためのロンド」(K.382、K.386)が存在する。

これらをすべて入れると最大 30曲ということになる。


…ということで、これから一つずつピアノ協奏曲を聴いて、お気に入りの演奏を探すなど「探索」を進めていこうと思っているのだが、その管理用に作品の一覧表(↓)を作った。

曲のタイトルにつけたリンク先は「探索」結果の記事へ。

ついでに、演奏回数や録音回数のランキング(人気)情報を見つけた(後述)ので、その 1位〜10位の番号も追加した。1️⃣〜🔟が上演回数、①〜⑩が録音回数の順位。


ピアノ協奏曲番号 K.番号「愛称」 人気
第1番 K.37(他人のソナタから編曲)
第2番 K.39(他人のソナタから編曲)
第3番 K.40(他人のソナタから編曲)
第4番 K.41(他人のソナタから編曲)
第5番 K.175
第6番 K.238
第7番 K.242「ロドロン」(3台ピアノ、2台用編曲あり)
第8番 K.246「リュッツォウ」
第9番 K.271「ジュナミ」6️⃣  ⑥
第10番 K.365(2台ピアノ)
第11番 K.413
第12番 K.414 🔟  ⑨
第13番 K.415
第14番 K.449
第15番 K.450
第16番 K.451
第17番 K.453 9️⃣  ⑦
第18番 K.456
第19番 K.459「第2載冠式」
第20番 K.466 2️⃣  
第21番 K.467 5️⃣  
第22番 K.482 🔟  ⑩
第23番 K.488 3️⃣  
第24番 K.491 1️⃣  ⑤
第25番 K.503 6️⃣  ⑧
第26番 K.537「戴冠式」4️⃣
第27番 K.595 6️⃣  ④
K.107-1〜3(J.C.バッハのソナタから編曲)
ピアノと管弦楽のためのロンド K.382(第5番第3楽章別稿)
ピアノと管弦楽のためのロンド K.386(第12番第3楽章別稿?)




演奏回数・録音回数のランキング(人気)情報の出典記事は下記。

✏️モーツァルト ピアノ協奏曲の旅~あなたは何番がお好き?(Jupiter)


二つの図を引用させて頂く。


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