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2017年7月24日月曜日

最近のピアノに関するモヤモヤを整理してみると…

このところ、連日の暑さのせいもあるのだろうが、カラダもココロも今ひとつシャキッ!としない…。またしても例の?「モヤモヤ」が漂っている感じだ…。

練習の進み具合も今ひとつ、"My Piano Life" としての充実感もあまり感じられない…。




ちなみに、上の挿絵は、初代「モヤモヤ」キャラクターである「くまのプーさん」(2016年 5月登場)。その由来は《ピアノ練習の方向性?(悩み・もやもや…)》に。

最近は、下の「モヤモヤおじさん」を使うことが多い(2016年7月登場)。ちょっと気に入っているかも…。まぁ、どーでもいいことですが…(^^;)。

ついでに、文末にこれまでの「モヤモヤ」記事リンク集を作ってみたので、おヒマな…じゃなく興味ある方はどうぞ…(^^;)。去年がやたらと多いことが分かった。悩んでたのか…?




で、今回の「モヤモヤ」はというと…。

一つには、やはり今やっているモーツァルトのソナタ(K.570 第1楽章)の進み具合がパッとしないことなのだろうと思う。

《近況:改めて基礎が大事なことを痛感して…》にも書いたが、モーツァルトには基本的なパターンがたくさん出てくる。それこそ、ツェルニーにも出てきそうな音型が実にうまく使われている。なので、一見するとそれほど難しいとは見えない。でも、弾いてみると弾けない…。

しかも、これまで「基礎訓練」らしいものをほとんど経験せずに来てしまった私としては、この曲の中で基礎練習をしようと思っているわけだが、その練習にはけっこう時間がかかるようで、なかなか進歩を感じられない…。


難しい曲の場合にはいくつかの「難所」があって、最初はどうにもならないのだが、難所攻略のあの手この手を考えながらやっているうちに少しずつ弾けるようになる。その「進歩」のプロセスが嬉しいものだ。

ところがモーツァルトの場合には、一見すると「難所」はなさそうなのだが、私にとっては、ある意味すべてが「難所」なのだ。で、その「難所」を攻略するには、どうも地道な練習しかなさそうなのだ…(^^;)。

…といった状況が、それなりにストレスになっているのかも知れない。


もう一つの「モヤモヤ」は、「弾きたい(&弾けそうな)曲」が思い当たらなくなってきていることにあるのではないか?と思っている。

これまでにも「選曲」に苦労したことはない訳ではないのだが、候補曲はそれなりにあって、その選び方などで悩んでいたことが多かった。…ところが、このところ「この曲弾きたい!♪」というのがあまりないのである…。

弾きたい曲のうち弾けそうなものは弾いてしまった…、という訳でもないと思うのだが。


一つには、「ホールでスタインウェイ」の経験から、もう少し「自分でコントロール」できる曲を弾いた方がいいのかもしれないと思い始めていることがあるだろう。

今年の目標として、少し難易度の高い曲にも挑戦しようと思っていたのだが、コントロールして弾くためには、当然だが少し難易度を下げる必要がある。

そうすると、「好きな曲で弾いてみたいと思うけどとても無理」という曲は候補にさえ入らないことになってしまう。早い話が、ベートーヴェンの後期ソナタなどは最初から除外することになってしまう。

でも、問題はそれだけではなく、そもそもピアノ曲をそんなに知っている訳ではない、ということに対して、この数年いろいろ聴いたり探索したりしてきたのだが、それがまだまだ不十分なのだと思う…。その原因の一つが次の「モヤモヤ」だと思われる。


つまり、最近あまり新しい作曲家やピアノ曲を聴いていない、ということ。

ピアノ曲を聴くことに飽きたわけでもない。新しい作曲家やピアノ曲を探すことに興味が失せたわけでもない(つもり…)。

音楽を聴くときには、ほとんどピアノ曲を聴いているが、その頻度や時間が減っているような気がするのだ。で、聴いている曲も、いま練習している曲がほとんどだったりする。

思い当たる理由としては、いろいろ新しいものを探してはみたが、結果的にはそれほどの「成果」がなかったから、というのもあるかも知れない。つまり「お気に入り」の作曲家やピアノ曲がそれほどたくさん見つかったわけではないし、好きな曲を見つけても到底弾けそうもない曲が多かったりする…。


もう一つ、あまり考えたくはないが、「加齢」による感受性の低下?みたいなことも、もしかすると関係しているのかも知れない。新しいものへの興味とか、たとえ興味はあったとしてもそれを追いかけるエネルギーとか行動力が低下したとか…。そういうことも、完全にないとは言い切れない…かも…。

サミュエル・ウルマンの「青春」という詩(こんな(↓)出だし)でも、読み返してみるか…(^^;)?

青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる


おまけ:「モヤモヤ」の履歴。












2013/11/19《雑感》




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