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2022年7月20日水曜日

記事引っ越し 2014年9月〜10月:無謀にも「悲愴」ソナタ第1楽章やってた…

ヒマに任せて旧ブログからの記事の引っ越しを少しずつやっていたら、いつの間にか 2ヶ月分も進んでしまった。この分だと、2014年分はもうすぐ終わりそうだ ♪

この頃は、大胆にも?無謀にも?ベートーヴェンの「悲愴」ソナタの第1楽章をやっていて、相当に苦戦していた様子が記事に出ている…(^^;)。



「悲愴」ソナタは 10月からやっていて、その前の 9月には珍しく「基礎練習」をやろうとしていたようだ。その中の一つのテーマが「止まらずに弾く」こと。

これは、いまだに出来ていない…(^^;)。以下、練習に関する主な記事。

《近況:「悲愴」ソナタ、ポイントはスピードアップ?》


そして、この頃は「現代音楽」の勉強をやろうとしている。『ピアノ音楽史事典』という本の近現代部分と、近藤譲氏の本『線の音楽』を教材として選んでいる。








上記 2冊の本を読みながら書いたいくつかの記事をご紹介しておく。
とくに最後の記事は、現代作曲家の中で私が「実験音楽」と呼んでいる作曲家たちが何を考えてきたのか…が分かりやすくまとまっている。

自分で書いた記事を読んで「なるほど!」と思うのもヘンな話だが…(^^;)。


この頃は、ピアノや音楽に関する本をよく読んでいて、今回引っ越した記事ではないが、『ロシア・ピアニズムの贈り物』という本もなかなか興味深かった。

《「ロシア・ピアニズムの贈り物」ノート0:紹介》


そして、10月の終わりに読んだ『小澤征爾さんと、音楽について話をする』という村上春樹さんと小澤征爾さんの対談本もとても面白かった!…という記憶がある。

《小澤征爾×村上春樹の対談が素晴らしい!》

この中に、村上春樹さんが紹介しているデューク・エリントンの言葉(↓)がある。

世の中には『素敵な音楽』と『それほど素敵じゃない音楽』という二種類の音楽しかない

このあたりに影響されて、今の私の音楽の聴き方があるのかも知れない。


村上春樹さんの言葉で言うと「良き音楽」とそうでない音楽ということになるのだろうが、語彙の貧困な私の場合、「面白い v.s. つまらない」音楽…という言い方になる。

その辺りのことを、昨年のショパンコンクールが終わったあとに書いたことを思い出した。この記事は我ながらよく書けたと思っているのでご紹介しておきたい。


私の音楽の聴き方は『面白い v.s. つまらない』である。…私の『面白い』は…『もっと聴いていたい』と思える、無条件に『いいなぁ〜』と思える、心に直接届く何か『いいもの』を感じられる、何だかワクワクするような、そういう演奏に対する私の表現だ


…と、昔の記事を読み返しながら、いろんなことを考えた時間でした…(^^)♪



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