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2020年12月22日火曜日

2020年:今年出会ったピアニスト ♪

年末恒例の記事にはまだちょっと早いのだが、今年は年末まで「目標達成」のために忙しそうなので、ボチボチ書き始めようと思う。まずは「今年出会ったピアニスト」。

毎年、お気に入りピアニストを見つけることが一つの楽しみになっている。…のだが、今年は国際コンクールや海外ピアニストの来日公演が軒並み「延期・中止」になったこともあって、新しい出会いというより「再認識・再発見」。




結局、ほとんどが「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》の中での出会い・再認識だった。


まずは、ヤン・リシエツキ(Jan Lisiecki、1995〜)。



カナダ生まれで、5歳でマウント・ロイヤル大学の音楽院でピアノを学び始め、2004年、9歳の時にカルガリー・シヴィック・シンフォニーとの共演でデビューという「神童」。

2010年ドイツと日本でデビュー。2011年、15歳という若さでクラシックの名門レーベルであるドイツ・グラモフォン(DG)との専属契約を締結し世界を驚かせた。


今回は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番で素晴らしい演奏を聴かせてくれた。


また、これも今回お気に入りになったバリトン、マティアス・ゲルネと共演した『ベートーヴェン:歌曲集』の演奏もよかった ♪



二人目は、ルイ・ロルティ(Louis Lortie、1959〜 )。



フランス系カナダ人。今年 92歳で亡くなったレオン・フライシャーにも師事していた。1984年のブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位、同年のリーズ国際ピアノコンクールで第4位。

シャンドス・レーベルから30以上の録音を出しており、ショパンの練習曲全集やベートーヴェンのピアノソナタ全集、ラヴェルのピアノ独奏曲全曲などが含まれている。


今回はベートーヴェンのピアノソナタ、第22番と第31番で一番の「お気に入り」となった。ラヴェルなども聴いてみたいと思っている ♪




三人目は、スティーブン・コヴァセヴィチ(Stephen Kovacevich、1940〜)今更だけど…(^^;)。



名前は以前から知っていて、演奏も聴いていたはずだが、あまり印象になかった。アルゲリッチの元旦那というくらいの認識…(^^;)? アメリカのピアニスト。

ところが、今回ベートーヴェンのソナタを聴き比べる中で突然?浮上してきた。とくによかったのが、私の大好きな第13番「悲愴」と第16番 ♪




あと「番外編」で、ジャロッド・ラドニッチ(Jarrod Radnich)。



クラシックのピアニストではないが、クリスマス・ソングの編曲・演奏が気に入った ♪



ポピュラー音楽界?では有名人らしく、「しばしばフランツ・リストと比べられる」「Mason & Hamlin Artist である」「YouTube の piano performance で1位」「世界一楽譜が売れている作曲家(編曲)」「世界で 1億5,000万人のビデオ視聴者」「クラシックピアノ音楽を再び cool にした原動力」など多彩な言葉で語られている。



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