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2016年4月30日土曜日

シューマンのピアノ作品:二つの時代

シューマンの「森の情景」(から2〜3曲)を練習しているので、これを機に少しシューマンを勉強しようと思っている。

とりあえず『シューマン 全ピアノ作品の研究(下)』(西原稔 著、音楽之友社、2013年)という本を借りてきて、関係ありそうなところを拾い読みした。以下、そのメモ書き。

ちなみにこの本は、シューマンの全ピアノ作品51曲について、成立過程・構成・作曲手法・他作品との関連、稿や版、評価などを多くの譜例付きで解説してあって、けっこう読み応えがあり面白い。理解できるかどうかはさておき、通読してみようと思っている。(上巻も?)



2016年4月28日木曜日

5月連休の予定表:ラフォルジュルネとピアノコンクール

明日からゴールデンウィークである。今年もラフォルジュルネには2日ほど行くつもりにしている。ゲニューシャスくんとエマールさん ♪

ところが、同じ時期に「エリザベート王妃国際音楽コンクール」と「グランド・ピアノ・コンペティション」(のマツーエフの演奏)があるので、全体の予定を整理しようと思って、スケジュール表を作ってみた。

2016年4月27日水曜日

グランド・ピアノ・コンペティション!?

少し前(4/19)のねもねも舎の記事で、デニス・マツーエフが始めた「グランド・ピアノ・コンペティション」の話題が出ていた。2月に、同じく下記の記事で「怪しい!」と出ていたコンクールのサイトが綺麗になった、という話だ。


個人的には “Grand Piano Competition” という名前も大げさで「怪しい」と思う。「グランドピアノのコンペティション」じゃなくて、「壮大な?ピアノコンペティション」ということなんだろうが…。

2016年4月26日火曜日

アイスショーにあのピアニスト♪ブニアティシヴィリ!?

一昨日、TV番組表で「アイスレジェンド」というアイスショーを見つけた。真央ちゃんと大輔くんが出演するというので観ていたら、どこかで見たようなピアニストが生出演している。それがなんとカティア・ブニアティシヴィリ!

ブニアティシヴィリといえば、そのファッションでユジャ・ワンと人気を二分する?ピアニスト。…というか、私自身は彼女の演奏は好みではないが、ひとかどのピアニストである。今年の2月に来日もしている。

2016年4月25日月曜日

近況:シューマン「森の情景」譜読み開始

ここ数日(4/21〜)、新しい曲の譜読みを始めている。シューマンの「森の情景」から第3曲「孤独な花」、第6曲「宿屋」、第1曲「入り口」の順にやるつもりにしている。下記は第1曲の冒頭部分。


2016年4月24日日曜日

ピアノについての私的雑感(モヤモヤ?)…

このところ、"My Piano Life"(と勝手に称している、下手なピアノの練習や、好きな曲やピアニストを探しながらピアノ曲を聴くことや、たまにコンサートに行くことや、ピアノに関する本を読むこと、などなど)が、なんとなくヘンである。

充実しているような、そうでないような…。ピアノが上達しているような、ないような…。とくに何かが問題というわけでは(たぶん)ないのだが、何となく落ち着かない、そんな感じ。

2016年4月22日金曜日

「音楽家の家」名曲が生まれた場所の写真集

「趣味は読書」というほどの読書家ではないが、昔から本を読むのは好きな方である。ところが、この数年、おそらく1冊も本を買っていない。もしかすると、雑誌のようなものは買ったかも知れないが…。

理由の一つは、とくに定年後、図書館を利用することが多くなったせいだと思う。もう一つの理由は、自分の本棚を整理するたびに、2回以上読む本が驚くほど少ないのに気がついたから…。

図書館を利用するといいこともある。たとえば、自分ではおそらく買わないであろう本を手にすることができる。たとえば、今日ご紹介する『音楽家の家: 名曲が生まれた場所を訪ねて』という本(↓)。



2016年4月21日木曜日

次の曲はシューマン「森の情景」から ♪

4月は「作曲遊び」をやってきたが、少し飽きてきたので、次の練習曲に移ろうと思う。ほぼ3週間続いたわけだが、飽きっぽい性格とみるか、よく3週間も続いたなぁと思うか、微妙なところ?である。

で、「作曲」(らしきもの)はできたのか?というと、一応「形」にはした。で、ただいま MuseScore というアプリを使って清書中。これが、ほとんど使っていなかったアプリなので少々てこずっている。

できた曲については、まぁ大したことはないというか、本人的にもほとんど満足できてないのだが…、人生でおそらく初めて作ったピアノ曲なので「想定内」ではある。「作曲遊び」の振り返りはまた改めて…。

2016年4月20日水曜日

メシアン「鳥のカタログ」(ラフォルジュルネ予習)

5月初めのラフォルジュルネで、エマールさんのピアノで聴く予定の「鳥のカタログ」。楽しみにしている ♪


「日本の野鳥識別図鑑」より

2016年4月19日火曜日

シューマンのピアノ曲を再確認する ♪

昨日の「近況」報告で、次はシューマンかな?とつぶやいてしまったので…、自分の候補曲(弾いて楽しむ曲)と鑑賞曲(聴いて楽しむ曲)を改めてYouTubeで探してみた。

2016年4月18日月曜日

近況:作曲?…レパートリー化?…選曲?…

今月は「作曲遊び」をメインに、下記のようなメニューをその日の気分で適当に選んでやっている。…のだが、少しずれ始めている?

①作曲のお手本として、アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」を弾きながら研究?
②和声の勉強の代わりに「讃美歌集」を弾くこと
③作曲のための断片メモ作り
④レパートリー化を目指した通し弾き
⑤次の選曲のための試し弾き

2016年4月17日日曜日

ボタン付きピアノ練習手袋?

ピアノ練習用の "The Button Glove" というモノを発見(↓ 下記英文記事・写真)。「ボタン付きピアノ練習手袋」とでも訳すのだろうか?

「幼いピアノの生徒の手のポジション(形)を改善するためのDIY(自作)ツール」と説明がある。面白半分に読んでみた。




2016年4月16日土曜日

BBCプロムスにバレンボイム、アルゲリッチ、シフ…♪

「プロムス」という言葉は何度か聞いたことがあるが、イギリスの音楽祭らしいこと以外ほとんど知らなかった。数日前に2016年のプログラムが発表されたのをきっかけに少し勉強してみた。もちろん、今年のプログラムもチェックした。

公式サイトは、主催者である BBC の "BBC Proms" だと思うのだが、主要開催場所である Royal Albert Hall も "BBC PROMS 2016" という立派なサイトを持っている。

"Friday 15 July - Saturday 10 September" と書いてあるので、7月15日〜9月10日という2カ月近い大規模な音楽祭だ。



2016年4月15日金曜日

フランク・ブラレイ:フランスのダンディ?なピアニスト

《ラフォルジュルネのマスタークラス発表!》の記事で、参加するマスタークラスの候補としてあげたのが、フランク・ブラレイ(Frank Braley)というピアニスト(講師)。

プロフィールと写真(↓)をヒラサ・オフィスという音楽事務所のサイトから再度、引用させて戴く。


2016年4月14日木曜日

3人のソリスト登場!豪華なベートーヴェンの「三重協奏曲」♪

ラフォルジュルネのマスタークラスを検討するために、フランク・ブラレイというピアニストを調べていて、珍しい曲に出会った。ベートーヴェンの「三重協奏曲」というものだ。正式な名称は、

「ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 作品56」
(Konzert für Klavier, Violine, Violoncello und Orchester C-dur )

だが、通常「三重協奏曲」(Triple Concerto)と呼ばれている。

2016年4月12日火曜日

近況:「作曲遊び」の状況

今月は、ソルフェージュ代わりの「作曲遊び」ということで、いつもとはちょっと違うことをやっている。一つの曲に集中していないのと、慣れないことをやっているせいか、今ひとつ手応え?がない。

やっていることは、次のメニューを適当に組み合わせて…。

①作曲のお手本として、アルヴォ・ペルトの「鏡の中の鏡」を弾きながら研究?
②和声の勉強の代わりに「讃美歌集」を弾くこと
③作曲のための断片メモ作り
④レパートリー化を目指した通し弾き
⑤次の選曲のための試し弾き

2016年4月11日月曜日

ラフォルジュルネのマスタークラス発表!

ラフォルジュルネのマスタークラスの予定が発表された。例によって時間と講師の名前だけ。いつものパターンであれば、曲目は会場で発表ということになるのだろう。(ホントは曲目も知りたいのだが…)

2016年4月8日金曜日

五線紙のつづき…(とカリグラフィーペン)

《五線紙、五線ペン、五線スタンプ、五線付箋、五線テープ…♪》という記事をおととい書いたのだが、それを読んだカミさんから、

「五線紙なら『どぶりんがー』のがあるわヨ!」

というツッコミ?があった。…ので「つづき」を書く羽目に…(^^;)。"Doblinger" というのは、ウィーンにある有名な音楽出版社・楽譜屋さん(↓)。



2016年4月7日木曜日

「新実徳英の作曲入門」から作曲のヒント ♪

「作曲遊び」をやるにあたって、ソルフェージュ代わりとはいえ、一応「作曲」という、これまでやったことのないものをやるわけなので、何か1冊くらい本を読んでみようと思った。

とりあえず図書館で棚を眺めて、選んだのが『新実徳英の作曲入門』という本。新実徳英さんは合唱曲などたくさんの作品を作っていて、尾高賞も受賞されているようだ。


新実徳英の作曲入門



2016年4月6日水曜日

五線紙、五線ペン、五線スタンプ、五線付箋、五線テープ…♪

作曲の真似ごとを始めてから、五線紙が必要なことに気がついた…(^^;)、という訳ではないが、フレーズの一つも出来ないうちから、家の中の五線紙(ノート)を探してみた。

すると、ありました。使いかけのスパイラルノート(A4サイズ)1冊と、同じく使いかけの "Music Memo"(A5サイズ)というもの。おそらく40年ほど前のもの(Memo には¥180 の表記が…)。ノートの方は未使用のページを外して使うことにして、Memo の方は残りページわずかなので、そのままで。



2016年4月5日火曜日

「ポスト・クラシカル」という潮流・ジャンル?

アルヴォ・ペルトを調べていて「ポスト・クラシカル」という言葉に行き当たった。クラシック音楽における最近の潮流(の一つ)ということらしく、少し興味を持ったので調べてみた。

「これがポスト・クラシカルだ」というサイトの解説が分かりやすい。ここにある「ポスト・クラシカル大相関図!」を眺めていると、何となく分かった気になる。

その一部が下記。アルヴォ・ペルトと、最近知ったカール・ジェンキンスの名前がある。



2016年4月4日月曜日

近況:作曲遊び開始:教材はアルヴォ・ペルト!♪

《新年度:4月のカリキュラム?(ピアノ練習メニュー)》で書いたように、4月はピアノでの「作曲遊び」をやってみようと思っている。

ソルフェージュの基礎訓練みたいなことを今さらやるのもしんどいので、その代用品?として作曲の真似ごとをやってみようという訳だ。

そもそも「ソルフェージュ」って何だ?と調べてみると、聴音(音を聴いて楽譜に書く)、視唱(楽譜を見て歌う)、リズム練習というのが基本らしいが、初見奏とか楽典までを含めているものもある。音楽の基礎的な知識・能力のすべてという広大な解釈もあるようだ。



2016年4月3日日曜日

[2016年来日ピアニスト](公演カレンダー4)

2016年来日予定のピアニストのリサイタル・カレンダーその4(2016/4/3更新)。

※ピアニスト名のリンクは関連記事へ

個人的なメモに近いものなので、開催場所はほぼ関東圏、ピアニストは私の趣味で(一部日本人ピアニストも含む)選んでいる。また、誤記などあるかも知れないので、その辺はご容赦を…。


2016年4月1日金曜日

バッハのフーガを克服できた理由

昨日で、2カ月間頑張ってきたバッハのフーガ(平均律第2巻第7番 BWV876)の練習を終えた。

仕上がりのレベルは達成感の大きさを含めて「B+」(自己満足以上、発表会未満)としたい。これまで、何度かの挫折を経験した上での練習完遂(しかも4声!)なので、喜びもひとしおである。

ここで、喜んでばかりいないで、今後のために「成功要因」を考えてみたいと思う。