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2016年4月25日月曜日

近況:シューマン「森の情景」譜読み開始

ここ数日(4/21〜)、新しい曲の譜読みを始めている。シューマンの「森の情景」から第3曲「孤独な花」、第6曲「宿屋」、第1曲「入り口」の順にやるつもりにしている。下記は第1曲の冒頭部分。



進み具合としては、とりあえず「孤独の花」の指使いをほぼ決めたくらいのところ。何カ所か不確定のところはあるが、それはもう少し弾いてみてから決めようと思っている。昨日から「宿屋」の指使いを探り始めている。

まだ、どのあたりが難しいのか分かっていないが、第一印象としては、思ったより指使いが難しいというか、自然な形で弾けない箇所が多いような気がしている。左手の指が届かず、右手でとるしかないようなところもある。

ペダルを使う(ペダルでごまかす?)のだろうかとも思ったが、ペダルはけっこう厳密に指定してあるようなので、たぶんそうじゃなさそうだ。もう少し研究?が必要だ。


譜読みしていて、以前から気にしている私の欠点のひとつがまた浮上してきた。それは、スタカートが苦手なことと、それと関係していることとして、キー離れが悪いこと。弾いたあとに、指がその場に居続けようとする傾向があるのだ。

そして、その理由の一つが分かったような気がした。それは、音が途切れることに対する恐怖心(とまでは言わないが、嫌がる気持ち)である。あるいは、音を切りながら音楽(メロディーなど)を形作っていくことへの苦手意識かもしれない。


第3曲の左手伴奏がまさにスタカート。ペダルを使わずに弾きながら譜読みをしていたのだが、何というかまったく間が持たない感じ…。最初は、八分音符のところを1拍分押さえたり、思わずペダルを踏んだりしていた…。

途中で、キー離れが悪いクセを思い出して、意識してスタカートで弾くようにしたのだが、いまだに慣れない…。もう少し続けて、耳を慣らす必要があるのかもしれない。


ところで、今回の練習の目標はあまり決めずに始めてしまったのだが、何となく考えていたことの一つは「シューマンに対する苦手意識を減らすこと」。できれば、その音楽の良さを少しは理解できるようになりたいと思ったのだ。

なので、少しシューマンのピアノ曲を聴いたりもしている。ピアノソナタは3曲とも聴いたが、まだお気に入りの演奏(ピアニスト)にはお目(耳)にかかっていない。


それと、ちょっと難しそうなのだが、『シューマン 全ピアノ作品の研究 下』という本を図書館で借りてきた。上下巻あるのだが、「森の情景」が載っている下巻を借りた。


まだ、ちゃんと読めてはいないが、こういうアナリーゼ的な本もある程度は抵抗なく読めるようになってきた(気がする)。「作曲遊び」が少しは役に立っているのではないだろうか…。

少し理解できるようになったら、改めてご紹介したいと思っている。


とはいえ、まずは譜読みを早く終えて、少しはまともに弾けるようにならなくては。では…。



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