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2024年5月17日金曜日

▼フランス組曲第4番アルマンド等:プロの真似が必要なのはメヌエットの方だった…(^^;)

フランス組曲第4番のアルマンドとメヌエット、練習開始から 3週間ほどになる。アルマンドは暗譜して通し練習中、少しプロの真似を始めている。

メヌエットの方は軽くトリルの練習のつもりだったので、ほとんど進んでいない…(^^;)。なので、このところはメヌエットの練習時間を少し増やした。



 
アルマンドの方は通し練習でもミスで止まる確率も減ってきた。このあとノーミスを目指して頑張りたいと思っているが、気を抜くとミスするクセ?はなかなか治らない…(^^;)?

で、「プロの真似」を始めようと思って、お手本にしようと思っていたイングリット・ヘブラーの演奏を改めて聴いてみた。


…のだが、鑑賞モードで聴いていたときは「いいなぁ ♪」で済んでいたものが、いざお手本として聴いてみると、フワーッとしていて?ある意味「取り付く島がない」…(^^;)。

音楽の自然な流れやフレーズ感、強弱の膨らみ感、柔らかな音色…真似したいポイントはいくつもあるのだが、さてどうやって…?


参考にしようと思って、鑑賞モードで気に入っていたセルゲイ・シェプキンとエカテリーナ・デルジャヴィナも聴いてみたのだが、こちらも真似するのは難しそう…。

何となく思ったのは、弾き方として大まかに言うと二つのタイプがあるのかも?…ということ。一つはフレーズをレガートでつないで音のかたまりとして弾くやり方。もう一つは、一音一音を際立たせて対位法的な感覚を強調する弾き方。

ヘブラーさんは前者。私の意識はどちらかというと後者。あとヘブラーさんと私の感覚が違っていたのは、後半の冒頭部分の強弱。私は弱音で入っていたが、ヘブラーさんはかなり盛り上げている。

まぁ、この辺りを意識しながら色々試してみるか…?


サボっていたメヌエットの方だが、ヘブラーさんの演奏を聴いてビックリした。こんな曲だったんだ!鑑賞モードの聴き方がいい加減だったことが判明…(^^;)。

曲として美しいし、トリルの存在感とその入り方が素晴らしい。こういう風にトリルを入れることが出来たらどんなにかいいだろう…。

…ということで、気を取り直して?こちらもお手本を意識してトリルに挑戦…(^^;)!




基礎練習のハノン第29番であるが、トリルの練習のつもりで始めたのだが、途中から指の回転を上げる練習やら、左手の動きを良くするための練習みたいになって来た。

で、最近これにスタッカートで弾く練習を追加した。目的は「筋トレ」…(^^;)?

ちょっと前にウチのカミさんに教えてもらった YouTubeチャンネルに "PiaDOOR" というのがあって、藝大ピアノ卒の先生がけっこう高度なこと(私にとっては…)を面白く解説してくれるのでたまに見ている。

先日見つけたのがコレ(↓)。ピアノも指(筋肉)を鍛える必要があると信じている私としては興味津々で見た。


まぁ、面白くはあったのだが、結論から言うと、ピアノを弾く筋肉を鍛える方法としては「リズム練習」と「スタッカート練習」を地道にやる…ということだった。

もう少し特別な?「筋トレ」みたいなことを期待していた私としては肩すかしを食ったような気分だったのだが、まぁとりあえず昔から苦手な「スタッカート」でハノンの29番をやってみようか?…と考えた次第。

始めてまだ数日なので効果の程はよく分からないが、スタッカートのあとに普通に弾いたとき、何となくいつもより指が動いているかも?…知れない…(^^;)?


「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクトは、有名で沢山のピアニストが弾いている曲が続いたので少し進み方が遅くなっている。

🌸は直感的なお気に入りマーク。🌼は元々気に入っていた曲。







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